月曜日(2021年10月18日)からバース大学MBAの第3週がスタートしました。
授業が始まってから時間の流れがとても速く感じます。
流石に新入生期間は終わり、授業に没頭する日々が続いています。
相変わらず聞き取れない英語
授業の始めの週に感じたのが英語の壁。教授の話すスピードについていけず、クラスメイトが話す英語が理解できませんでした。
あれから2週間経過。以前より聞き取れなくなってきるのでは?と感じることが多くなりました。英語力が退化しています。。。
毎日大量の英語を読み、聞いているのですが、授業の内容もさっぱりですし、ディスカッションにも参加できていません。唯一できているのが、時間を置いて行うことができる課題。グループワークも事前調査であればできるのですが、メンバーとの会話はちっともできません。
イギリス人英語とインド人英語難しすぎっス
デンマーク出身のクラスメイトの英語が一番聞き取りやすいのです。
グループでの話し合いが多い
第1期は、3つの授業のうち、2つでグループによるプレゼンが求められます。
当然、事業中に話す時間はありませんので、授業以外の空いた時間にそれぞれ集まって準備を進めていきます。
月曜日も、17時に授業が終わった後、19時まで教室でグループの課題をメンバーと検討していました。
グループメンバーの女性がチョコのチビスケットを「エナジーやで」と言っておすそ分けしてくれました。授業後の糖分補給はありがたい。ですが、甘(ったる)いので1枚でenoughです。イギリスのお菓子はとても甘く、たまに砂糖をじゃりじゃり食べているような感覚になります。。。
キットカットのダークチョコレート味でも、とても甘いのです。
理系でよかった 企業調査
1つのグループワークで、企業を自分たちで選びその企業の課題を分析するというものがあります。まずは企業を特定するための初期調査をしなければなりません。
初期調査では、企業の概要に加え、面白そうなトピックを添えてグループのメンバーの共有します。ここで役立つのが2つの理系の能力。
- 数字の強さ
面白そうなトピックを探す際、私は基本的にデータを用います。例えば顧客数の推移であったり、その国の人口や一般経済事情などのマクロデータを引用します。ここで、見たことないデータであっても、理系ですので、苦労なく数字たちの意味が理解でき、これが面白いのかの判断も感覚でできるので、だいぶ時間の節約になります。
- 要点の理解の速さ
理系の皆さんはあるあるだと思いますが、大学・大学院時代は大量の論文を読みまくりました。しかし、全部読んでいると時間がたりないので、知らず知らずのうちに要点だけ理解して次の論文へ、というサイクルが身についています。
これが、企業調査の初期段階で大いに役立つのです。多くの情報を集めますが、大事なのはなにかと大学院時代のようにスラスラと読み飛ばしてしまって時間を節約できるからです。
同じグループメンバーの1人をこの初期調査で助けていたところ、彼女は私のまとめ方に感動してくれ、そのまとめた資料を今後のテンプレートにするよう、グループメンバーを説得してくれていました。
ですので、その資料が自宅でコーヒーを飲みながら1時間ちょっとで作り上げたということはここだけの秘密。
みんな学生=いつでも勉強可能
MBA生間は年齢は違えど、みな同じ学生です。これは皆に等しく1日24時間ありますので、多くを勉強に充てられるクラスメイトがほとんど。いつでも一緒に勉強できます。
月曜日も19時までグループで調査をしていましたが、それをすることが決まったのは当日の16時。このスピード感、素晴らしい。
私は奥さんと一緒に渡英しているので一応家庭持ちです。ですが、この1年は家庭の時間よりも大学に籠もることを優先していいと話し合っていますので、このような急なグループワークにも対応できるのです。
本当にありがたい。
英語の壁に悪戦苦闘していますが、ちょこちょこと理系で良かった要素も出てきて、楽しい場面もちらほらあります。
「理系」によるMBAのアドバンテージは結構あるかもしれませんので、今後もアドバンテージを感じたらどんどん紹介していきますね。