オリエンテーション2日目は、学部長の挨拶やスポーツ施設の利用方法、コース・スケジュールの共有などで終わりました。クラスメイトとのおしゃべり以外、発言することはなかったです。
今回は、イギリスにVISAを持って入国した人が受け取らなければならない、BRPカード(Biometric Residence Permit)について共有します。
通常、VISAを取得してイギリスに入国後10日以内に、BRPカードという個人情報が登録されたIDカードを受け取らなければなりません。
このカードによって滞在許可を証明できるので手続きの時などに求められます。お酒を買う時の年齢確認としても利用可能です。
受取は義務
現在、この受取期間は、コロナの影響により90日に延長されています(10日間の自主隔離を求めているのに、10日以内に受け取るのは不可能なので)。
VISAのオンライン申請時に、BRPカードを受け取る場所を指定し(通常は郵便局)、入国後に取りに行きます。
私は、VISA申請時にバース大学のBRP受取専用の場所を入力しており、BRPカードが届き次第大学から連絡が来ることとなっていました。
BRPカード発行の大幅な遅れ - 不動産屋からの提出依頼
しかし、入国から10日経っているのに大学から連絡がありません。さらに住宅を借りるための書類審査にBRPカードの両面の写真が必要とのこと。
賃貸契約の書類提出で切羽詰まっていたので、大学から連絡はありませんでしたが、大学のBRP受取窓口に乗り込みました。もちろんアポ無しです。
しかし、コロナの影響もあって政府のBRPカード発行が大幅に遅れていると教えてくれました。
念の為、私のBRPカードが届いていないか確認してくれましたがやっぱりダメ。この後、到着まで20~30日くらいかかると言われてしまい、賃貸契約の書類提出には全く間に合わないことが決定しました。
また1から物件探しをしないといけないのかと、受取窓口のお姉さまの前で本当に泣きそうになりながら頭を抱えてため息つきまくりでした。
不動産の身分証明でBRPカードの提出が必須であることを相談したところ、
大丈夫や!学生みんなBRP受け取れてないで!お前だけやあらへん
と励ましてくれました。
BRPカードの写真を提出する代わりにパスポートに貼り付けられたVISAの部分を提出することや、不動産屋に確認することを勧めてくれました。
政府も大学もお前を移民として認めた証って理論や
さらに、
お前の身分証明が必要になったら言ってや。大学でできる証明書なら何でも出すで!
と優しい言葉を書けていただき本当に少し泣きました。。。
BRPカード届いたらまた来るんやで。ほな
いつになるかわかりませんが、大学のコレクション・ポイントに届いたらまた専用窓口を訪れます。
それまでは不動産関係以外でBRPカードが必要なさそうなので、ひとまず忘れることに。
不動産屋にダッシュ
16時ころにBRPカードが必要と判明し、急いで大学から市内の不動産屋に行きました。17:30閉店でしたが、間に合いました。
BRPカードが提出できない旨を伝え、その代わりに滞在許可となるパスポートを見せることで了解してもらいました。
大学のお姉さまの言うとおりに事が進んで良かったです。
その他、賃貸契約のReference checkとして、オンラインでパスポートのスキャンの提出ですとか、過去3年間の居住履歴などを入力しました。一緒に住む人である奥さんも別のアカウントを作って身分を証明しなければならず、スカイプで一緒に午前2時(日本時間、イギリスは18時)までかけてやっと提出できました。
このあと、不動産屋によるreference checkが始まり、これがOKならば契約に進めるはずです。
入学が決まってから圧倒的に嫌な経験のほうが多かったですが、徐々にいい経験も増えてきました。
このブログもポジティブな記事が増えてくるといいのですが。