今日からMBAのコースが始まりました。イギリスは日本より8時間遅れの時差がありますので、初日の内容は明日報告しますね。
今日は燻りMBA志願者について書いていきます。
昔々あるところに、MBAを目指すと公言し、ある程度準備しているのになかなか応募しない人がいました。
私です。
MBAに行きたいとかいいつつも、実はMBAに行けない・応募できない理由を常に探してしまっているのです。
気持ちの上では行きたい行きたいと思っており、いつでもやる気に火をつけているように見えて、実は火が点いておらずずっと燻っている状態です。
例えば、IELTS(英語のテスト)のスコアが足りていないから無理だ、いいエッセーが書けてないから今回は無理だ、コロナで倍率高いと聞いたから無理だ、などなど。
キャンプ行きたい行きたいといいながら、忙しいや天気悪いかもなどと行けない理由ばかりを探す「燻りキャンパー」といっしょです。(マンガ:ハンチョウより)
マンガ:1日外出録ハンチョウ 第11巻
でも、IELTSのスコアが足りていないのに合格のオファーは出ます。知りませんでしたが。こんなものは出願しない理由になっていないのです。
つまり、IELTSなんてスコア足りてなくても、とにかく応募して conditional offer(条件付き合格)をもらってから、英語の勉強を頑張ればいいだけですし、大学によっては私が受けたように英語の補講でスコアに達したとみなしてくれます。
エッセーは書かなければ何も始まらないのでとにかく書くしかありません。考えてみると30歳過ぎて、そこそこ社会人経験もあり明確にMBAを目指すと決めた人が、それなりのエッセーを書けないはずがありません。ちなみに志望動機とか、自己PRのエッセーは2~3週間もあれば十分なものが書けます。というか、土日の2日間だけで、80%以上は書けてしまいます。
どう書こうかと考えて燻っているのではなく、とにかく書きたいことを羅列して構成を作り、どんどん肉付けをしていけば完成します。
エッセーについては、別の記事で実体験をまとめようと思います。
心のキャンプファイヤーを焚き上げろ!
さて、こんな燻っている私の気持ちでも一気にキャンプファイアーの大炎にすることがでしました。
奥さんの真理を突いた言葉です。
どうせ今年は無理だと燻っている私に、
落ちたら来年お受験ならればよろしくて。落ちた分、対策ができますのよ!
と言ってくれ、目から鱗ポロポロでした。今年出願しない理由がなくなりました。
(奥さんの名誉のため:口調と言葉はこれを1000倍くらいマイルドにした感じです。つまり優しい口調と言葉です。優しい人です。)
さらに、大学時代の成績GPAが2.4。一方で、リーズ大学は日本の大学の成績システムで3.0を求めていたので絶望を感じており、これも諦める理由として使っていました。バース大学はイギリスの基準だったので、GPAではよくわかりませんでした。
しかし、燻り続ける私の前に再度現れた奥さん。
バース大学やリーズ大学は、大学時代のエピソードをお知りになりたいのではございません。今の状況を知りたいのです。2.4でダメと決めつけるのは時期尚早ですわ。大学が、合格を決めるのです。あなたではございません。
目から鱗ポロポロ2回目です。
出願しました。合格もらえました。ありがとうございます。
私をモデルケースにしていただければ、ラウンド1で出願できなかっただけで、その1年を諦める必要は全くないことがわかっていただけるかと思います。7月出願ですらかね。ラウンド1から10ヶ月後です。。。(その分めちゃめちゃ忙しくなりますが笑)
London Business schoolとかのMBA top校とかには当てはまらないかもしれません。
さぁ、燻っていないで、心のキャンプファイアーに火を点けましょう!4ヶ月前の自分!!
当然ながら準備は早ければ早いほどいいですからね。VISAの発行も出国に間に合うでしょうし!