MBA

バース大学MBA初日 - オリエンテーション 始まってわかった意外な事実

2021年9月28日

月曜日(2021年9月27日)からバース大学の2021/22のMBAがいよいよスタートしました。

初週は丸々オリエンテーションに割り当てられていて、授業は来週の月曜日、10月4日からスタートです。

大学に行く前にまずは・・・圧倒的家探し

不動産屋にメールで連絡。先週の金曜日になんとか内覧させてもらった物件を確実に申し込むため、メールをして、その後追撃の電話の準備をしていたところ返信のメールがありました。

Holding depositという一時金を支払ったり、個人情報の提出などを可能な限り早くしなければならなかったので、1日中家のことが頭から離れず、今日の講師陣の話を全然集中して聞けなかったのはここだけの話。

MBAの授業は始まったものの、生活のセットアップのためなかなか授業に集中できず、早くこの状況を抜け出したい思いでいっぱいです。イギリスに住むのは2回目ですが、駐在員のロンドン暮らしとは違って、私費留学のバース(田舎)暮らしはわからないことだらけでめちゃめちゃ大変。

私よりも状況がひどく、まだ家が見つかっていない学生もちらほらいます。本当に授業どころではありません。

今日はMBAコースの概要説明とネットワーキング

大学へは9時30分に行きクラスへの登録を済ませ、10時までフリートーク。私から他のクラスメイトに挨拶行くまでもなく、いろいろな人が挨拶に来てくれました。その積極的なネットワーク作りの姿勢に感心したと同時に、出遅れたと反省です。

10時から、50項目くらい何かが書かれた1枚の紙を渡され、レクリエーションのようなものがありました。「Vegan」「Has a tattoo」「Enjoy cooking」など人の特技や特性、経験などが表になっており、その項目を満たすクラスメイトを探し出してできる限り50項目を埋めるというもの。みんな真剣に取り組んでおり、私も「Is married」や「Born in October」というレアキャラとして貢献でき、また情報交換する中で他のクラスメイトの名前を(一瞬ですが)覚えることができました。

その後は、MBAコースの代表からコースの概要について、午後からはキャリアチームのリーダーから就職に関する情報や取り組み方などのレクチャーです。

試験は一切ないことと、教科書はすべて電子化されたものしか使わないなど衝撃的な情報も盛りだくさん。

今日は15時に終了しましたので、その後図書館のカード(兼学生証)を取りに行きました。学内は若い人で溢れかえっており、私も10歳若返った感覚でフフン♪っと鼻歌まじりに校内を歩き回っていましたが、階段を登って息があがってしまったときに我に返りました。体はしっかりと30代のよう。。。

大学は街から離れた丘の上ですが別世界のように若い人達で溢れかえっています。MBAのコースは違いますが、全体的にイギリス人の学生が多いようです。

今年は50人で満員の模様

私は入学が決定したのが7月末で、その後すぐに英語のPre-sessionalに参加していたので、コースの人との関わりは全くなく、皆さんはじめまして。唯一、英語のPre-sessionalで一緒だった人と偶然にも集合場所の入り口で会うことができ、当時のことを話したりとかなり緊張がほぐれました。ラッキー。

大学に来ていたクラスメートは約40人、残りの10人はオンラインで参加しているとのことです。

例年の定員も50人とい聞いていたので、コロナ禍ではありますが、定員いっぱいになっていることがわかりました。

※後日追記:オンラインで参加していた10人全員が途中でコースを辞めて、来年のMBAに参加することになりました。こういうことが許されるとは知らなかったので、皆さんも早めにオファーをもらえば同様の選択肢が増えるかもしれませんね。

アジア人の学生が半数以上でイギリス人は2人だけ

一人ひとり自己紹介したわけではありませんが、MBAのクラスにはインドからの学生が多いという印象です。日本人は私1人、韓国人は2人でした。その他、タイ、中国、シンガポールなどアジアからの学生が多く、イギリスやデンマークの人もいましたが少数派のイメージです。

ただ、MBAは概して国際色豊かなので、この状況はいい傾向だと感じています。

ちょっと英語が聞き取りにくいと感じましたがそれは私の能力不足。とにかく、日本人が一人しかいない状況で本当にラッキー!さとぼうが日本文化のすべてを代表して爪痕を残してきます。

大学自体は普通の大学

バース大学のMBAはビジネススクールではなく、MScという大学院の学部の一部に入っています。そのため、学ぶ場所も他の若い学生たちと一緒です。

バース大学は2万人の学生がいるらしく、ほぼ20歳前後の学生たちです。つまり、MBAのクラスメイトは私と年齢が近いものの、その他の学生は18歳~23歳くらいが大半です。元気いっぱい。寒くても半袖!

この環境はかなり好き嫌いが分かれる点かもしれません。私はビジネススクールとして独立していたほうがよかったかな、という第一印象が正直なところです。

ただ、日曜日に大学から街の宿泊施設に移動した際、大学には逆に今年から大学内の寮に入る初々しい学生がご両親と共に荷物を運び入れるところを見れて楽しかった。ほっこり。イギリスの一般的な大学や若い人の行動を観察できるのは、ビジネススクールでない大学への進学へのメリットかもしれません。本当に活き活きとしています。

ちなみに、大学内の寮で隔離生活を送っていた時は、若者が深夜12時過ぎまで叫んでいたりして眠れずという感じです。若いので当然ですかね。

※後日追記:正直、若い学生たちと一緒の校舎で学ぶメリットは0でした。ただうるさい、治安が悪い、図書館が汚く占領されている、というデメリットしか見えてきません。MBAとしてもほかの学生との交流は全くないので、ビジネススクールとして独立している学校の方が価値が高いのは間違いありません。

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