ブログを再開して2日後に、風邪を引いて寝込んでいました。
いつもよりも症状が重かったので、コロナの簡易試験をしてみたところ、何と陽性反応に。
病院は予約を取るのに3か月かかると言われているイギリスでコロナにかかるとどうなるのか、共有しますね。
現在の感染者数は日本の10分の1
9月後半のイギリスのコロナ感染者数は、一日当たり5,000人と日本の10分の1の水準です。
そんな中、コロナに感染するとは逆に珍しい状況となりました。
3回目のワクチン接種率は日本の方が優秀で、4回目のワクチンも50歳以上しか対象としておりませんので、私たちには関係ない状況。
しかし、感染者数も長い間落ち着いており、マスクをしている人はほとんど見当たらず、お店入店時にアルコール消毒をしている人もいません。
大学には2カ月くらい行っておらず、旅行もしていないので、バース市内で感染したことは確かなのですが、ここ最近は奥さんとずっと一緒にいたのに私だけが感染してしまい、まったく経路不明という気持ち悪さが残っています。
そういえば、ちょうど1年前にイギリスにやってきたときは10日間の自主隔離や出国72時間前の陰性証明などとにかくめんどくさくお金がかかった状況だったのですが、今年の新入生たちはこれらが一切ないのでとっても楽ですね。今日(2022年9月26日)から大学のオリエンテーションが始まるということで、町も若者であふれていました。
陽性?勝手に治しとけ
数か月前までは、イギリス政府が無料でコロナの簡易検査キットをいたるところで配布しており、我が家にはその残りがありました。今では、5回分300円くらいでドラッグストアに売っています。
写真の検査キットには、QRコードが付いており、その検査結果をイギリス政府のウェブサイトに報告することができます。私は、発症してから3日目に検査をして陽性だったため、その日のうちに政府に報告しました。
すると、登録していたメールアドレスに特別なコードが送られてきて、そのコードを「 NHS Covid-19」という日本の「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」と同じものに入力するように迫られます。このコードをアプリに入れないと、イギリス政府から「お前、入れてないやん。はよコード入れろや、ボケ。」と連絡が来ますので、日本と違ってしっかりと管理されています。
その後、アプリに自主的な接触回避を後5日間続けてね!と表示されるのですが、症状を報告するボタンがあり「症状なし」と入れると、「ほな、換気とか気を付けて普通に仕事してええで」と優しく外出を許可してくれます。
そもそも自主隔離は義務ではなくなっていますので、正直誰がコロナにかかったとかほとんどわからない(つまり風邪と一緒)のです。
さて、ここまでで、「病院」という単語は出てきませんでした。そうです、コロナにかかっても特別な治療を必要な人以外は、勝手に治しとけ、という状況なのです。現状、ただの風邪みたいなものですから、病院に行っても仕方ありませんしね。ほかの人に移してしまっても大変ですし。
ということで、私は自宅でじっとこらえていましたとさ。なすすべなし。
コロナの症状 結構きつい風邪
ある月曜日に、体が寒い感じがして、風邪っぽいかなーと思っていたらその日の夜には、完全に熱っぽい風邪となりました。
翌日は、熱が結構出たようで(家に体温計がないので熱は不明)1日中ずっと寝ていました。その翌日は、肺に痛みがあったので、ここでコロナにかかったかもしれないと思い、念のため検査をしてみたら陽性だったのです。
木曜日・金曜日は咳が止まらずのどの周りがずっと痛く、週末は浅い風邪のように体全体がダルいという症状でした。
風邪として連想される症状が日替わりにすべて登場してきて、結構きつい一週間となってしまったのです。
この週は、最後の修士論文を提出した翌週でずーっと遊べるはずだったのですが、残念ながらベッドの上でくたばっていました・・・もったいない。
重めの風邪だったコロナの感染。ちょうど大学の授業も終わっており、生活に支障がでない時期でよかったです。
皆さんも、お気をつけください。そういえば普段マスクは一切していませんでしたとさ。