月曜日(2022年6月27日)からフィンランドにてMBAのコースの一部を受けています。
航空券の予約時に、フィンランドに入国時にはワクチン証明書の提示が必要ということがわかりました。しかし、実際にはどのタイミングでどのような証明書が有効のかといった情報がなかったので、ここで実体験を共有します。
ちなみに、イギリスからフィンランドへの入国ですので、「EU加盟国でも、シェンゲン協定加盟国でもない国からのフィンランドへの入国」となります。つまり日本からフィンランドへの入国と同じかもしれません。
陰性証明書は不要
私が2021年9月にイギリスに入国した際は、日本出国の48時間(72時間だったかも)以内に実施したPCR検査での陰性証明書の提示を日本の空港カウンターで求められました。
しかし、2022年2月より、EU圏内に入国する際の陰性証明が不要となったので、PCR検査も事前に受ける必要がありません。必要なのはワクチンを接種した証だけとなります。
日本でPCR検査を受けたときは英語の証明書が必要で、数万円もしてしまったのでこれはうれしい変更です。
どこで証明書を見せればいいのか
とはいっても、いったいいつどこでコロナのワクチン証明書を見せるべきなのかその情報はネット上に見当たりませんでした。ヒースロー空港からフィンランドの空港での入国審査までさまざなステップがあります。
- ネットでチケット予約時
- オンラインチェックイン時(フライト48時間前)
- 空港での航空会社のカウンター
- セキュリティチェック時
- 飛行機に乗る直前の航空会社によるチケットチェック
- 到着時の入国審査
いったいどこで証明書を見せればいいのやら・・・
答えは、「飛行機に乗る直前の航空会社によるチケットチェック」でした。
そもそもネットで予約時には証明書を提示することはできませんし、オンライン・チェックインは「接種証明書がないとチェックインできない」と表示されるものの、チケットが発行され、そのチケットを使ってセキュリティゲートまで行けてしまいました。航空券はすでにオンライン・チェックインで発行しているので、空港の受付カウンターは利用せず。セキュリティチェックではノータッチです。
飛行機の搭乗ゲートには航空会社の人がチケットとパスポートを確認して、その時にワクチン証明書の提示を求められました。
入国審査ではコロナに関して一切触れられず。
日本2回、イギリス1回、合計3回の接種記録で入国可
以前の記事でも書きましたが、私は日本で2回のワクチンを接種し、3回目のブースターワクチンをイギリスで受けました。
イギリスの保険機関がワクチン証明書をアプリで発行してくれるのですが、日本での接種記録の更新手続きを出国ギリギリにしてしまい、更新が間に合わずイギリスのアプリでは1回しか接種していない人という記録。今回のチェックは、日本の接種証明のアプリと合わせ技で乗り切りました。
「ワクチン証明書みせろや」
はい。(日本の接種証明 2回分)
「?? 2回しか接種してないのか?」
違う、イギリス、ある。1回分。まって
「・・・OK」
といった具合で2つの証明書を見せることでパスできました。
ここでわかったことが2つ。
1つは日本の接種証明は有効であるということ。もう一つは3回接種しているかの確認があるということ。フィンランド政府のサイトでは2回の接種をしていれば入国できるはずなのですが、3回目(つまりイギリスの証明書)の提示も求められました。
ただし、日本人の3回目ワクチン接種率はすでにや約90%なのでこれから行く人はほとんど問題にはなりませんね。
なかなか不透明で例がなかったワクチン証明書の提示場所について紹介しました。
これはFinnairの例ですので、もしかしたら航空会社によって違うかもしれませんね。でも、航空会社で操れるところは予約時の確認しかないので、ほぼほぼ同じような気がします。
親日国であるフィンランド。ムーミンの発祥の地でもありますし、イッタラやマリメッコといった有名ブランドもありますので、是非いかれてみてはいかがでしょうか?日本からの直行便も出ていますよ!
ただし!日本は未だにフィンランドから日本への入国時に日本人でも陰性証明書が必要としているため、帰国が超めんどくさくなってしまっているのでご注意を!フィンランドからイギリスへの入国時は陰性証明書不要ですよー。