MBAにまったく関係ないのですが、Amazonのウェブサイトを見ているとおすすめの本が出てきて、その中に「ミニマリスト」という人種が書いた本がおすすめされました。
普段、あまり気に留めないのですが、そういえば我が家も引っ越しが多くてあまりモノを買わない(買う余裕がない)ので、なんとなくミニマリストなのかなと思い、この「ミニマリスト」なるものが気になりました。本当にくだらない関心ごとなのですが、奥さんに売れているミニマリストの本の話をしたら、会心の一撃を繰り出してきましたのでMBA学生の日常としてぜひ共有しまね。いや、MBA関係なさすぎかな・・・
ミニマリストとは?
そもそもミニマリストとは何なんでしょうか?回答はこちら。
ミニマリストとは、不要な持ちものを減らして自分に必要な最小限のものだけで暮らす人のことを指します。「ミニマル:minimal、最小限の」という言葉から派生したと言われています。
ミニマリストは、明らかな不用品はもちろん、壊れているものや使えないもの、期限が切れているものなど、なくても自分の生活に影響がないものを積極的に捨てます。また、1年など自分で期間を決めて、使わなかったもの、着なかった衣類なども処分しながら生活しています。
【ミニマリストでスッキリ暮らす】上手なもの選びのコツと5つの方法
ふむふむ。つまり、コンマリの異変種ということですかね?
ちなみに、私はコンマリを全く知らなかったのですが、日本(もしくはアメリカ?)で彼女が流行りだし、その影響がイギリスにも到来!という記事を読んで初めて知りました。そのおかげで、イギリス中のチャリティー・ショップに豪華な品々が寄付されたのだとか。2018、2019年くらいのお話です。彼女はイギリスでもセレブ達に人気です。
あるウェブサイトでは、
「余計なものを買わなくなったことで節約につながった」
とミニマリストになった人の体験談も語っていました。なるほど、いらないモノを減らして節約できるとはなんとも素敵です。
ミニマリストの起源
ミニマリストについてもう少し調べてみると、アメリカ人の2人が提唱した生活スタイルのようです。
ジョシュアとライアンというイケイケのお兄さんたちが、2010年に「ザ・ミニマリスト」というウェブサイトと立ち上げて、今まで2000万人以上の人々を改善してきたとかなんとか。すごい数字です。
彼らはウェブサイトで、ミニマリストの16箇条というルールブックを無料で配布しているので、気になる方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか?(ただし英語版のみでした)
ミニマリストへの痛恨の一撃
「ミニマリスト」でgoogle画像検索してもらうとお分かりになると思うのですが(ぜひ検索してみてください!)、彼らの部屋はとってもシンプルかつ広々、そしてきれい・・・
ただ、中にはとても不思議なミニマリストも。不必要なものを取り払った部屋はとってもきれいで広いのですが、
空間、全然ミニマリストじゃなくない?
という疑問が。ミニマリストなのにだだっ広い空間にちょこっと家具があるのは、あまりにも無駄なスペースに見えてしまいます。そこはミニマム化しないのかよ!(いじわるな考え)
その皮肉をぜひとも奥さんに言いたくて、このブログのはじめに書きましたAmazonのおすすめに出てきたミニマリストの本のページを見せながら、「空間広くない?全然ミニマリストじゃないよね?」と聞いたところ、
お待ちになって!それ以前に、なにゆえこの殿方は(著者のこと)、ご自身でミニマリストとおっしゃるのに、お邪魔になる「本」をご出帆されていらっしゃるの?
Kindle(電子書籍)でよろしいのではないでしょうか?
他の方々のミニマリストの努力をこの殿方の本で妨げなさっているのではございません?
と、真意をついていただきました。私のくだらない難癖よりも、とっても気持ちのいい意見。
ちなみに、私の難癖である空間のミニマム化は、真のミニマリストはしないのです。上述の「ザ・ミニマリスト」のウェブサイトでは、
「ミニマリストってなんでも少なく、少なく、少なく、ってやってると思うやろ?ちゃうで。その真意は、もっと、もっと、もっとの精神で平和(peace)とかを得るために空間を追求するものなんや。せやから空間をどんどん確保するんや!!!」
的なことが書いてありました。ミニマリストになりたければ空間まではミニマム化してはダメのようです。
どうやら私の見解がミニマム化されており、広い視点でモノが考えられず、くだらない皮肉を思いついてしまったようです。。。とっても面白いコンセプトを教えてくれたジョシュアとライアンに感謝です。
今回は、奥さんの一言を共有した過ぎてブログを書きましたとさ。