毎週水曜日はキャリア・サポートに関する情報をもらえ、前回のセッションは「戦略的なネットワーキング」でした。
社会人1年目から最も苦手としているテーマだったので、とてもありがたい!
欧州文化ではどのうよネットワーキングをすればよいのでしょうか?
あなたにとって「ネットワーキング」とは
まず、講師から以下の質問がありまたした。
お前、ネットワーキングについてどう思う?4択や
①クソくらえ
②やってやってもええけど、家でテレビ見てるほうが100倍マシ
③なんともないで。むしろ得意や
④ワイがネットワーキングの神や!
クラスの大半は、②か③。シャイ・ガイの私はもちろん①。苦い思い出しかありません。
社会人1年目で初めてネットワーキング(立ち飲み会)のとき、話しかけられずに会場の端っこのほうで、コップにつがれたビールをずっとすすっていました。あの時は、ビールにも慣れていなかったので、2つの意味で苦い思い出です。(*ノω・*)テヘ
イギリス人の講師でも①のような感覚を持っていることに驚きです。ステレオタイプで、ヨーロッパ人はネットワーキングがイケイケな人しかいないと思っていました。
皆さんは、どのように感じているでしょうか?
そもそも就活の実態はどうなっているのか
現在、就活の方法が多様化し、学生は選択肢がありすぎて何から始めていいかわかりません状態で、リクルーター側は、AIなどで候補者をふるいにかけてはいるものの、それでも条件にマッチした人を見つけるのは至難の技。お互いに時間の浪費が起きてしまっています。
そこで、適切なリクルーターにたどり着くために、学生はより洗練されたネットワーキングスキルが必要なのです。
ネットワーキングとは
「It is simply people helping people…or creating career karma」(単純に人が人を助けることで、キャリアのカルマ(自分がしたことは巡り巡って返ってくる)を作ること)とのこと。
この講師曰く、
つながり、ってのはビジネスの心臓や!せやから、ネットワーキングが命なんやで。わかったか、ボケども!
それでもやってはいけないこともあります。ネットワーキングの場で、
- 仕事ちょーだい
- インタビューしておくれ
- 私を買って!今買って!買い時だよ!
- どんな人がお好み?
などは禁句。
ではどうすれば良いのか?
ネットワーキングを効果的にするには、自分を知り目的を定めること。つまり自己分析です。
出会った人に
ボクねー、○○において最強なんだよ
と伝えたいことをしっかりと決め、
あのねー、ボクねー、一緒に働けたらねー、〇〇みたいに貢献できると思うの
と、実際に働いた際に提供できるメリットを3つ考えておきましょう。
これを明確にするには、チームワーク、法規制、マーケティングなど自分の強みを書き出しその強みがどのように他人に役立つのか文章で表してみましょう。「他人に役立つ」という点がなかなか難しく、「他人」がどういう人なのかを想像すると少しだけ書きやすくなります。
自己紹介のポイント
ネットワーキングで初めにするのが自己紹介。以下がそのポイントです。
- 一緒に来た仲間とは速攻で別々になれ!
- 自分を紹介しろ!
- 聞け!名前と詳細を覚えろ!
- 関心を持て!相手との共通点を見つけろ!
- 面白くなれ!
対面での会話では、58%がボディ・ランゲージで伝わり、話した言葉は7%の印象しか与えません。つまり話し方や聞き方などがとっても重要です。
一朝一夕でできるものではなさそうなので、準備・練習が必要ですね。
あの気まずいネットワーキングでどのように振る舞えばいいのか、という直接的な回答はありませんでしたが、どうすべきか、何をすべきかがわかりましたので、これを練習し、本番で試すことが楽しみです。
ネットワーキングが苦手な人は是非、自己分析をしっかりして目的を持って参加してみてくださいね。