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コンサルティング・プロジェクト 1日目:バース大学MBAの花形プロジェクトの実態

2021年11月23日

月曜日(2021年11月22日)から、バース大学MBAの売り文句の一つである「コンサルティング・プロジェクト」が始まりました。

2週間すべての平日、合計10日間かけて実際の企業の悩みをチームで解決していきます。

この2週間のプロジェクトは1年間で3回用意されており今回がその1回目です。

忙しい2週間

コンサルティング・プロジェクトのガイドブックには

バースおやじ

忙しい2週間になるから、覚悟しときや

脅し文句が書かれています。

毎日、予定がびっちりと組まれているのかと思っていましたが、実際、授業はほとんどありません

月曜日に4時間、水曜日に1時間、木曜日に1時間あるだけです。

それでいて忙しいとの脅しがあり不思議でしたが、その理由はグループ・ワークでした。

月曜日の午後は完全にフリーなのですが、ずっとグループでこのプロジェクトについて調べたり議論したりととても忙しい1日となりました。

MBA学生

ワイ、今日から忙しくて寝れへんわ〜〜

と、早速、寝てない自慢になり兼ねない発言をクラスメイトからいただきました。

グループで1つの企業をサポート

実際に企業戦略などで悩みを抱える企業が今回のお客さんになります。MBA学生は5~6人のグループに振り分けられ、それぞれ異なる企業をクライアントとしてコンサルティングのサービスを提供するのです。

企業やグループ分けは開始前日の日曜日に公表されそれまで秘密だったため事前準備はほぼできませんでした。

このプロジェクトは新しいことを習うというより、今まで習った企業戦略、マーケティング、分析のスキルを実際のビジネスで活用し、プロのコンサルとしての振る舞いも身につけようというものです。

バースおやじ

振る舞えよ、プロとして

私が所属するグループに割当てられた企業は、バース市内に拠点があるので火曜日に実際に企業を訪れてディスカッションをします。

一方、他のあるグループは、企業がロンドンにあるため火曜日に日帰りでミーティングに行くとのこと。バース-ロンドン間は電車で約1時間半なので、日帰りできないこともないですね。ちょっと辛そうですが。

東京ー名古屋の日帰りよりは、短いですね。こんなので辛いなんて言ってたら、日本のビジネス・パーソンに怒られてしまう。

日記をつけよう

このプロジェクトの面白いところは、成績の評価方法。50%は最終日に企業の前で実施するプレゼンテーションの内容、もう50%は毎日の日記の内容です。

日記(diary)は、毎日3ページと決まっておりある程度の定型の質問があります。例えば、自分やメンバーが行ったことや授業で習ったことが応用できるか、新しいアイデアなどをメモする項目が設けられています。

月曜日も一通りのグループ・ワークが終わり、解散後に1人で大学に残って日記をつけてみたのですか、1時間以上かかってしまいました。

さとぼう

日記つけるの小学生の夏休み以来・・・結構たのしい

「日記」という響きがいいですね。

来週末には成績評価の対象となるプレゼンテーションが控えていますので、今週は土日を含めてほとんどの時間をコンサルティング・プロジェクトに使うこととなりそうです。

最近は天気がよく、月を毎日見ることができます。帰り道の楽しみの一つです。

いよいよ実践的な授業が始まりました。

一方でまだまだわからないことが多いのでもっと勉強に費やす時間を増やして行かなければならないとも感じています。(ブログは毎日続けますが!)

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