生活

メノルカの旅 首都マオンのちょっと変わった遊び方

2022年8月3日

私たちがビニベカという小さな村に滞在したのですが、メノルカ島にはしっかりとした町、マオンがあり、ビニベカからバスで20分の距離にあります。

マオンは都市として機能しており、海に面しているものの、港として発展しているので海水浴ができる場所はほとんどなさそうでした。一方で、買い物や食事などは豊富に用意されているので海水浴の中休みとして訪れるには最適の場所です。

そんなマオンに今回の旅で行ってきましたので紹介します。

今回の旅は、奥さんに連れられて首都から少し外れた場所にあるリサイクルショップから始まります。ですので、ビニベカからはバスではなくタクシーで移動。

大きな倉庫がそのままお店になっています。外は35℃で、エアコンがないため中はそれ以上に暑く感じました。ここの店員さんは英語が通じない(私の発音のせい?)ので、トイレに行きたかったのですが、コミュニケーションがうまく取れず、落ち込んでいたところ、

奥さん

スマートフォンの自動翻訳をお使いになったら?

と天の声が聞こえ、日本語→スペイン語で試してみたところ、見事に伝わり従業員用のトイレを貸していただくことに。ありがたやー

リサイクルショップには面白いものが。これは、使用済みの日焼け止めです。すべて80円均一。半分くらい残っているので、とっても安く入手できるのです。サステナブルやー

町からすこし外れた場所にあり、周りは荒野です。。。タクシーの運転手さんも、目的地に着いた時、「えっ、目的地の住所ここだけど、お前らマジでここでええんか?」と驚きまくっていました。

次の目的地に向かう途中、大きなスーパーマーケットを発見。これは首都のはずれに来た事で見つけられた僥倖です。

生ハムの切り売りカウンター。さすがスペイン!

店員さん「はっ!アジア人がいるで!!!」

島のためか、海鮮が異様に充実しており、カウンターも活気があります。イギリスとは大違い。

アボカドがめちゃめちゃ大きい。。。

スーパーマーケットに併設されているカフェで休憩です。炎天下でのコーラが最高。

2時間くらいかけて首都マオンに到着です。ついた時間がシエスタ(14時~16時)なのでお店は半分くらい閉まっています。人通りも少ない。

ビニベカから直行のバスを使えば簡単に来られますよ!2時間に1本くらいバスがあります。残念ながらバスでクレジットは使えませんので、現金を用意してくださいね。私たちは帰りのバスに乗ろうとしたときに、現金を持っていなくて近くのATMにダッシュしました。乗り遅れると次のバスは2時間後ですからね。

町は整備されてた港のため、海水浴はできなそうですね。陸と海で高低差があり景色はとってもきれい。

いろいろなタパスを食べ比べられるマーケットもあります。

我々も少し味見。イギリスにはないうま味に感動です。

昼食は奥さんが見つけたバーに。二人ともお酒は飲みませんがつまみを堪能します。イギリス料理との違いは初めから味が付いてることで、塩・コショウを追加しなくても十分にしっかりとした味があります。そして海鮮のうま味は我々の大好物。

〆はブラックライス。イカ墨パエリアです。ここのお店は良心的で、1人前から注文でき、写真は1人前ですが量は二人で堪能するには十分。

最後にエスプレッソ with アイスを注文。せっかくなので、スペイン語「Café con hielo」で注文です。もちろん通じませんでしたので、スマホでこの文字を見せて頼みました。

最後に町を少し散策。シエスタ中は本当に静かです。メノルカ島は8月にまったく雨が降りませんので、快晴の日ばかり。気持ちいいです。

そのほか、ハイ・ストリートのようにお店が密集していてたくさんのお土産を購入することができます。メノルカといったら、メノルカ・サンダルですよ!日本でも販売されている方がいるので、気になった方は検索してみてくださいね。


楽しかったメノルカの旅もこれでおしまい。イギリスのブリストル空港についたときは、曇天・小雨、20℃。まったく別の世界に戻ってきました。イギリス人が夏の旅行でスペインに行きたがる理由をもっとも肌で感じた瞬間でしたとさ。

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