来週の月曜日にMBAのプログラムとして、インターナショナル・トリップでフィンランドとスウェーデンに行きます。
イギリスからは飛行機で行かないといけないため、バースからヒースロー空港に行くにあたって、朝4時発、6時着の長距離バスをNational Expressというところで予約していました。
しかし、National Expressからあるメールが届いたのです・・・
お前のバス、時間変えといたで
メールは、時刻表変更のお知らせ。
4:00-6:00のバスは、2:00-7:00のものに変えられていました。
初めの予約はバースからヒースロー空港へ直行で行くものだったのですが、新しいものは、一度ブリストルという大都市に行き、そこで乗り換えを2時間待って空港に行くというもの。
そもそも7:00空港着では、すでに予約している飛行機に間に合いません。。。
今回の変更の理由は、「We are contacting you to advise that, due to a TIMETABLE change, your upcoming journey has been affected. We have moved you to a new service which we hope will be suitable.」とのこと。ざっくり訳すと、「バスを違うのに変えといたで、これでいいやろ?理由?教えるか、ボケ」。
何かサポートが必要な場合は、「電話」で連絡してこい、と日本人留学生泣かせのセリフと電話番号がメールの最後に記載されていました。。。
電話したくない・・・
電話はつながりません、これ常識
嫌々ながら電話すると、まずは自動音声のお姉様が、「目的の番号をプッシュしてね、ウフン♡」とアナウンスしてくれます。
ここで、まず一つ目の問題が。自動音声は話すスピードが速すぎ、音声悪すぎで何言っているか全然わからないのです。
今回は、何とか、「キャンセル」という単語を聞き取れたので、その番号をポチリ。
そして、ここから対応者につながるまで、軽快なミュージックが20分以上流れます。今回は25分でつながりました。
電話がつながるといかにも疲れ切ったオペレーターが「ハロー、どうしたんや?」と対応。
この日は、全国的な電車のストライキがあり、数多くのクレームに対応していたのでしょう。その後私もクレームを言いまくりますが・・・
できない→キレる→できる
今回の電話は、チケットをキャンセルしてもらうことです。イギリスのチケット制度には、同じチケットでも価格を変えて販売されており、安いものは、キャンセル・変更不可とされています。高いチケットにすると、変更やキャンセルが可能となっていきます。
バス、時間、変わった。無理、乗れない。キャンセル、お願い。
と伝えると、
「ん?キャンセル不可のチケットやん。無理無理 プププ」
と聞く耳持たず。
でも、時間、変わった。飛行機、乗れない。無理、キャンセル、お願い。
と再度挑むも、
「変更だったしてやるで。追加で料金払ってな笑」
と回答いただきました。そこでブチ切れです。
いやいやいや、今回、おたくの会社がこっちの許可を取らずに勝手に時間変えたよね?事前に連絡した?してないよね?はじめから、この時間だったら絶対に予約しないし、そもそもそんな可能性すら表記されてなかったよね?どうなのそれ?変わる可能性があるなら先に記載してもらわないと。記載してあれば絶対に予約しなかったのに。どういうこと?時間の変更はおたくの会社の責任じゃなくて、客の責任だって言いたいってこと?
とたどたどしくない英語で伝えます。切れている時が一番流暢に英語が話せるのです。不思議。
私がしゃべっている途中、オペレーターが相槌を挟むようになり、途中で話を止めようとしていました。おそらく、「こいつ、ブチ切れてるやん。やばー。もう終わらせとこ・・・」と思ったのでしょうが、理不尽な変更と対応、そして25分も待たされたことが、それを許しませんでした。
「じ、じゃあ、ワイがお前のために、今回は、キャ、キャンセルにしといたるからな。そ、それでいいか?ミスター?」
とはじめに言っていることと結果が変わりました。キャンセルできるようになってよかった。
このオペレーター、最初は私のことを下の名前でカジュアルに呼んでいたのですが、切れた後は、ミスターをつけて苗字で呼ぶように変わっていました。
水道、電力、インターネット会社、役場でもスムーズに話進まず・・・
私は、家族で留学かつ入学が遅かったため、大学の寮には住めず、自分で家を探し、水道、電気、インターネットの契約も全部自分で行っています。
今思い返すと、すべての契約について間違いなどの電話をしていました。
水道は、請求しているメーターと家についているメーターが全く違い、料金が安すぎるということ。
半年間使って、1m3というものすごく少ない使用料だったので、メーターを確認したら違うところのメーターを読み取っていました。黙っていればそのまま安くなるのかなーとは思いつつも、水道会社に連絡し(この件はまったくキレていません)、エンジニアが家に来る日を調整、そして修正してもらう、ということがありました。なんとこの水道会社、今回は会社のミスだったということで頼んでもいないのに、料金は1m3(200円くらい)のままでいいとのこと。ラッキー
電力は、何回もアカウント登録しても反映されず、そのくせ請求書を毎日のように送ってくるので、電話。
これは今回よりもブチ切れました。電気の使用料金に関しては、私が入居する前の費用の請求について、私が裁判所に訴えられる立場になってしまい、相当ストレスを抱えていたので、キレたのはそれも相まっていたのでしょう。何度か電話して、オペレーターにアカウント作成をしてもらっても、それができてないことが続いていました。結果、最後のオペレーターの個人アドレスを聞き出し、「もし作成できていなかったら、あなたに直接連絡する」ということで責任感を持たせてやっと作成できた、ということです。
インターネットは、以前記事に書きましたが、新しい建物だったためか、配線の登録とインターネット会社になる登録情報が異なっており、サービスが開始されなかったというもの。エンジニアが来て、原因を突き詰めると5秒の作業で終了です。そのお詫びとして、10日分くらいの料金を割り引いてくれました。
最後は、役場。
イギリスは住民税がありませんが、カウンシルタックスという住んでいる住居のレベルによって、市に納税します。ですが、学生とその扶養家族は無料なのです。やったー。寮に住んでいる人は勝手に無料となるのですが、私のように個人で家を借りている人は、自分で申請をしなければならず、入学後すぐに行ったのですが、請求では奥さんの部分が免除になっておらず、25%オフくらいの請求書が届きました。そこで、電話。これも30分以上待って、オペレーターに連絡し、個人アドレスを聞き出してそこに証拠の写真(BRPカード)などを送って、無事、完全免除になりました。扶養家族も免除になることは知らなかったのですが、MBAのクラスメイトが教えてくれました。彼も家族で渡英していたのですが、私とまったく同じ状況で、免除申請したにもかかわらず満額の請求が来てしまい、メールで修正依頼などを送っていましたがなかなか返信をもらえず入居から9か月たった今年の5月になってやっと手続きが完了し、免除になったそうな。すごく嫌ですけど、電話を掛けたほうがメールよりも素早く対応してもらえるのでしょう。。。
結果、キャンセルすることはできましたが、新しい交通手段を見つけないといけません。
イギリスに来て契約関係も相当苦戦しましたので、皆さんもプライベートフラットに住むときは覚悟しておいてくださいね笑