月曜日(2022年2月28日)から「チェンジ・イン・アクション」というアクション映画のタイトルのようなプロジェクトが始まりました。
これは、バース大学MBAが誇っているプロジェクトのうちの1つで、この日から2週間、5人のグループで課題に取り組みます。
この日は教授から「チェンジ・イン・アクション」とは何かの説明や、全体スケジュールの共有かありました。MBAの花形プロジェクトはどのようなものなのか、これから受験を考えている方への参考になるかと思います。
実際の企業をコンサル
このプロジェクトは、11月に実施した「コンサルティング・プロジェクト」の続きで、現在何かしらの課題を抱えている企業がバース大学MBAの運営にコンタクトし、学生は授業の一環としてコンサルをし、起業は無料でそのサポートが受けられるというもの。
11月に実施した「コンサルティング・プロジェクト」については、以下の記事を参考いただけると幸いです。
2021年11月23日:コンサルティング・プロジェクト 開始
基本的に前回の「コンサルティング・プロジェクト」と同じグループ・メンバーで、同じ企業のコンサルティングを継続するのですが、私のグループは、渡英せずに自国でMBAプログラムに参加していた人が、
やっぱり、MBAは来年に参加するわー。ほなー
と12月くらいに今年の授業継続をあきらめ来年への「見送り」を決定したため、グループは1人減。ただ元々1人多かったので今はちょうどいい5人のグループです。
さらに!ほとんどのグループは、前回と同じ企業をサポートするのですが、プロジェクト直前の金曜日にMBAの運営より
お前らのグループは違う企業になったで。前の担当者が辞めたんやと。異論は認めん。
とのご達しがあり、まったく別の企業になりました。辞めたって、まさか前回のプレゼンがひどすぎて責任を取らされた訳じゃないよね・・・??
前回はバース市やブリストルを中心とするチャリティー団体のコンサルティングでしたが、今回は英国を代表する製造事業者をコンサルするということで、
大企業怖い・・・
スケールの違いにビビり散らかしています。
変化は必要!でも難しい
今回のプロジェクトは、前回のものと似て非なるもの。
「チェンジ・イン・アクション」という名のとおり、企業が組織内で何かしらの変化(変更)を実施する際、どのような点に注意すればその変化を成功されられるかを、実際の企業が直面している課題をサポート(コンサルティング)する形で学んでいきます。
統計では、70%の変化の試みが失敗してしまうとのことで、その理由は、方針のコミュニケーション不足だったり、リーダーシップの欠如、成功イメージを持っていないことなど、教授から50個近くの例が示されました。
「チェンジ・イズ・ディフィカルト(難しい)」や!ドヤァァ
とのことです。
企業は、運営をしていると、実社会の環境変化などによって企業と社会との間にギャップが生まれてしまい、それを埋めるために変化(チェンジ)が必要なのです。この変化をすることで、他社に対して競争力をつけることができるということ。
そして、変化は「避けられない」事象なので無視することができません。つまり、これ重要。ということです。
以前のコンサルティング・プロジェクトは、課題を特定しこちらからその課題に対する提案をいくつかするものでしたが、今回は企業が抱える問題はクリアで、それをいかに成功させるかをアドバイスするもの。ということで前回とは方向性が異なるとの説明がありました。
正直よく理解できなかったので、教授の話を聞きながら、私は写真のロビンと同じようにうつむきながら現実逃避していました。
タイムマネジメントが鍵
3月となり、いよいよ就活をしなければならない時期になりました。それにも関わらず、今週の日曜日に提出しなければならない課題(ファイナンスとオペレーション)がありまだ終わっていません。クラスメイトに会うとプロジェクトの話よりもこれらの課題の話でもちきりです。
前回のプロジェクトは、100%全力で集中し、朝から夜0時までずっと時間をささげていましたが、今回は見切りをつけて合間合間で就活やら自分の勉強やらの時間をどんどん確保していこうと考えています。
最近のグループ・ワーク(オペレーションと人材管理のグループ・プレゼンがありました)を通じて、私は他の人よりも圧倒的にグループ・ワークに費やしてしまう時間が多く、何よりも優先してこれらの課題に取り組んでいたことに気が付きました。つまり自分の時間をほとんど取っていなく本来優先すべき就活がおろそかになっていたのです。
ここは大きく反省する点で、最近では毎日必ず就活の時間を取って自分時間を確保するようにしていますので、これを今回のプロジェクト中も継続したいものです。
就活も本格始動
スーパー忙しい今回のプロジェクトですが、3月くらいから就活を始めなければなりません。日本のように新卒一括採用などはありませんか、バース大学MBAはこの時期の就活を勧めているので私もどんどんと自己分析などを進めていかなければ!
自己分析って懐かしい・・・
先週の金曜日に、MBAのキャリアサポートチームと1対1の面談をし、大体のスケジュール感と今後やるべきことが明確になったのでがぜんやる気も出てきました。
しかし、ここは英国。私一人での頑張りでは絶対に挫折すると思ったので、早速、卒業後にイギリスで就職を探している比較的仲のいいクラスメイトに連絡をとり、定期的に情報交換をする「就職同盟」を結びました。
履歴書の書き方がわからないっス・・・(教えてほしいなー(/ω・\)チラッ
とモジモジしていたら、
アタシのでよければデータ送ってやんよ!(イケメン)
と彼女の履歴書を参考としてくれました。イケメン対応に惚れます。言うまでもなくその日の夜はその履歴書をあたかも自分のものかのようにコピーする作業です。
ついに3月に突入しましたが、相変わらず予定いっぱいのバース大学MBA。
これから多忙な2週間となりますが、しっかりとプロジェクトの時間はプロジェクトに(1日8時間以内を目標!)、それ以外は自分時間を確保していきたいと思います。