なんとなくMBAを目指したいなーと思っていて、なんとなく大学を探し、なんとなく勉強を始めた私ですが、今思うとしっかりとした手順を踏んでいなかったことが浮き彫りに。
合格できたのはただ運が良かっただけかもしれません。
これから留学を目指す人には同じ轍を踏まないように、優先度の高いことを共有します。
大学・大学院時代の成績確認
これがもっとも大事です。なぜならば、MBAや大学院の応募要件に100%記載されており、過去の成績はどんなに頑張っても変えられないからです。
たとえば、リーズ大学のMBAはGPA換算で3.0以上の成績が応募の最低ラインとして決められています。
この基準に達していないと、そもそも応募すらできない可能性が。。。
といっても、私はGPA2.4でしたし合格できたので、応募要件とはされているものの、大学によっては未達でも他の評価によって合格を貰えるのも事実です。
ですが、自分が基準に達しているのか、未達でハンデがあるのかを知るために一番初めに確認(できれば取り寄せ)しておきたいものです。
どんなに努力しても変えられない事実なので、これだけは何よりも優先して済ませたほうが良いです。
会社の規程の確認
留学するには、会社を休むか辞めるかをして出国しなければなりません。
MBAや留学を目指したいと思ったら今所属している会社で、
- 社費留学制度があるのか
- 席をのこしたまま留学できるのか
- 辞めるしかないのか
をすぐに確認しておきましょう。私は、もともと従業員200人くらいしかいない小さな会社に所属していたので、感覚的に③の選択肢しかなと調べもせずに思っており、いざ出願を考えるようになってから会社の規程を確認しました。案の定、海外留学制度はなく、個人の理由では休職できないので辞めるしかないと判断。しかし、いざ辞めることを社内に相談し始めると「一時的に休職するのか?」といったことを聞かれ、
いや、規程上できないので、辞めるっス
と返答したのですが、よくよく規程を読んでみると「社長が必要と判断した場合は休職できる」的なことが書いてありました。このとき既に会社を辞める決心をしていたので全く後悔はありませんでしたが、これから留学を考える人は、是非ともしっかりと社内のルールを把握していただきたいのです。というか、社長が特別に認めるはずないか!
もちろん「こんな会社、やってられるか!」って人は会社のルールなんて全く気にしなくて大丈夫!
家族への相談
結婚している人は、留学したいと思ったらまず配偶者に相談です。
配偶者の理解がないとあらゆることでサポートしてもらえませんし、隠して勉強していきなり合格を見せつけてもとんだ迷惑です。隠すのは絶対にやめましょう。
私が奥さんにMBAを目指したいと言ったときは、
またイギリスに住めますの!?僥倖ですわ。
と100%賛成してくれました。
2人の意思が固まるまでは行動には移せませんし、もし配偶者が反対している場合は、その中でどうしたいのかを考えなければなりません。これも早いに越したことはありませんね。
もし、MBAに行きたいと宣言して合格できなかったらどうしよう、恥ずかしい
という変なプライドは捨てましょう!(そんなの持っていたのは私だけ?)
一人で目指すよりも配偶者に支えられて目指すほうが、1%でも合格率が高くなりますのでどんどん味方を増やすのが吉。
いかがでしたでしょうか?とにかく重要なのは、変えられない過去=大学・大学院の成績の確認です。
留学を目指すのは素晴らしいことですので、始めの準備はしっかりと行って無駄な努力をしないようにしましょう!