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イギリスのコロナ、風邪と同じ扱いになる 日本と違うイギリス政府の方針

2022年1月20日

12月はイギリスのコロナ感染者数が右肩上がりかつ高止まりをしており、なかなか出口が見えない状況が続いていましたが、ここ最近で新規感染者数が減り始め半減しました。

水曜日(2022年1月19日)、ボリス・ジョンソン首相がコロナに関する規制を緩めるとの方針を打ち出しましたので、現在のイギリスと今後のイギリスの状況について共有しますね。

マスク着用義務の撤廃

2021年11月末から新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、公共交通機関でのマスク着用義務やナイトクラブなどへの入場の際ワクチン接種を3回した証明書を提示する義務などが導入されていました。(マスク着用の推進はしています)

今回、新規感染者数が減少傾向に転じたことでこれらの規制を撤廃する方針が政府から出されたのです。

1月27日から実施される見込みです。対応がとても早いですね。〇〇分科会がーとか、専門家委員会がーとか、医師会がーとか四の五の言わずにリーダーが国を引っ張っていっています。(その分、失敗した時の責任追及は大きいですが)

自主隔離の義務も撤廃

新型コロナウイルスに感染してしまった人は、法律で自主隔離が義務付けられています。日本の状況と大きく違いますね。

この法律は、3月24日に期限が切れるのですが、ジョンソン首相は更新の予定はないと明言し、さらにデータによっては前倒しして打ち切る考えも示しています。つまり、3月24日以降は、コロナに感染しても風邪にかかったのと同じで、治ればすぐに学校や会社に行くことができます。

コロナと共存を可能にする世界発の国になるかもしれません。

外国企業訪問も実施する方向で調整中

2021/22のMBAは、申し込みが開始してすぐにコロナのピークが来たり、ワクチンの見通しが立っていなかったりとものすごく先行き不透明でした

私が合格をもらった時(2021年7月)も世界各所で第○波到来といったことが騒がれていましたが、2021年9月の入学以来、しっかりと対面式の授業に参加でき、一時期(今も)大学の講義中でのマスク着用義務などが導入されてますが、例年どおりにいろいろと参加できています。

4月初旬に、「International business trip」というイギリス以外の国へMBAのクラスメイトと行き企業訪問をすることが予定されており、今年は北欧での開催が調整されています。

なんでも、北欧が一番コロナに対する入国規制がゆるいからなのだとか。理由はともあれ、北欧好きですし、開催されないよりもずっとずっとマシです。

クリスマス休暇に海外旅行ができませんでしたが、バースの街並みはとても綺麗なのでただ散歩をしただけでとても満足です。

新型コロナウイルス新規感染者数に対して敏感に対応しているイギリス政府。規制強化も早ければ撤廃のスピードも早いです。

その分、入国規制はあっという間に変わってしまうので渡英、帰国を考えている人は最新の情報に十分ご注意くださいね。

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