金曜日(2022日1月14日)、家に帰って夕飯を食べ、一息ついてから授業の復習をしようと思ってかばんを開けたことろ、ノートパソコンが入っていませんでした。
全身の血の気が引いていくのを感じながら必死で家中を捜索。家に帰ってからは、リュックから水筒を取り出しただけなので、当然家にはありません。
結果的に見つかったのですが、みなさんもPCの紛失には十分ご注意ください。
パブを再訪問
この日は、授業後、MBAのクラスメイト15人くらいで街中パブに行きました。この時、かばんを開けた記憶はまったくないのですが、念の為落とし物として保管していないか聞くために再訪問。
結果は残念ながらパブにはなく、あとは大学にあるかどうか。または、パブで目を離したスキに誰かに持っていかれてしまったか。。。
パブのお兄さんは「でっかい無くしものやな!」と笑っていました。
さて、PCをなくしたことが発覚した時から奥さんは、
本日、パブにお行きになったのでは?その時にお目をはなされたのでしょう。でしたら、盗られてしまって当然ですの。ここは日本ではございませんから。
とずっとずっと説教をしてくれました。そうは言いながら、捜索には一緒に着いてきてくれるというツンデレ。0℃くらいで道が凍結するほど寒いのに。ありがたいです。
この日の行動を思い返してみても、授業が終わるまでは当然使っていたのでPCは手元にあったのですが、どこで無くしたのか心当たりがなく、そもそもいつからかばんに入っていなかったのか、まったく気が付きませんでした。パソコン自体は1.5キロもあるのにそれすら感じないとは・・・なんで鈍感!
深夜の大学に潜入
パブにはありませんでしたので、次は大学。街から大学までは24時間バスが出ており、この日乗った21時ころは15分に本バスがあります。
私は、大学の定期があり、奥さんは19時以降には価格が安くなる「Night」のチケットを購入して、山の上にある大学に向かいました。
授業を受けていた教室が入っている建物は、通常20時で施錠され、案の定いつも使っているドアは閉まっていました。途方にくれてウロウロしていると、なんと下の階の鍵が開いているではありませんか。そこからなんとか、教室の「前」までたどり着けました。
もちろん、すべての教室も施錠されています。セキュリティの人はしっかりと仕事しています。
施錠は予想していたのですが、それでもPCが教室内に取り残されていないかだけでも確認したかったのです。教室内は灯りがほとんどなく、教室の入り口の窓からスマホの暗視モードで見てみると・・・
ありました!前の机の上にPCケースと思われるものが、私が座っていた席に!教室を出る時、PCをケースにはしまったものの、それをリュックに入れるを忘れてしまったようです。
つまり、初めからPCが入っていなかったのにそれに全く気が付かなかったのです。気が抜けすぎています。。。
教室内には入れないので、とりあえず24時間空いている図書館に行き、受付の人に聞いてみようと移動していると、建物を出たところに、「SECURITY」と背中に書かれたジャンパーを来ているメシア(救世主)が!!そとを眺めて黄昏れていました。
すみません、私、学生、PC、忘れた、教室、助けて
と恐る恐る話しかけてみると、
どこの教室や?
と口笛を吹きながらすぐに解錠してくれました。念の為、メシアの前でPCが本当に自分のモノかを証明するためにログインできるところを見せて、無事、PCを取り戻すことができました。
バックアップは定期定期に!
今回の原因は、気が抜けている、不注意の一点。大学での授業とバースの安全さに慣れてきてしまったことで完全に緩んでしまっていたようです。イギリスに来てすぐにクレジットカードを紛失してしまったり、フィッシング詐欺にあったりしていたのにその教訓が活かせていないようです。私の恥ずかしいエピソードはこちら。
クレジットカード獲得 2日でアカウント停止(2021年10月20日)
また、普段、データの保存はパソコン上に直線しておりクラウドなどには保存していませんでした。オンライン環境がなくても利用でき、クラウドではアクセスまでに数秒の遅延があって、それが待てないからです。
これを機にすべてのデータのバックアップをとり、新しい持ち運び専用のPCを買うことを検討しています。
今回のブログでは、気を抜きすぎないように、バックアップは大切、そしてセキュリティの人はやさしい!という点をお伝えしたかったのです。
血の気が引く体験を久々にしました。
外国にいることを心に刻み、用心深く行動していきます。みなさんも、「慣れ」にはご注意を!(PC忘れるなんて私くらいですが汗)