MBA 生活

イギリス留学のメリットとは? 大学だけではない多くの魅力

2022年1月8日

イギリスに来てからもうすぐ4ヶ月になります。

ロンドンとなどの大都市ではなく、バースというとても小さな街に留学していますが、留学するメリットを挙げていきたいと思います。

すこしデメリットも触れますので、これからイギリスの留学を考えている人の参考になりますと幸いです

イギリス文化に浸れる

なんといっても、イギリスの文化を学び、その環境下で生活できることでたくさんの発見があります。

例えば、イギリス人は紳士として有名ですが、日本人も礼儀正しいことで世界的に有名。この違いって、なんでしょう?その答えは住んでみると直に感じる事ができます。(特に東京で働いていた人からすると、イギリス人の礼儀正しさは日本と大きく意味が違うと感じます)

また、建物も築数百年たったものがざらにあり、街を歩いてるだけでずっと観光できてしまうこともイギリスの魅了

私は築100年以上の建物を見る度に

さとぼう

第一次、第二次世界大戦を乗り切ったのかー

と感動してしまいます。

コッツウォルズ地方にあったたくさんの歴史が詰まってそうな建物。

食事文化も面白いことがたくさんあり、パブの文化やフィッシュ・アンド・チップスなどを経験できる利点があります。以下、イギリス文化のご参考。

ブログ:パブ Wetherspoonのすすめ

ブログ:フィッシュ・アンド・チップスを食べよう

これは個人的な経験に基づきますが、イギリス人は親日の人が多いです。「日本に行ったことがある」という人も結構いますので、知らないおじさんでもフレンドリーに話しかけてくれます。いきなり知っている日本語を言ってくるイギリス人もいて、出合い頭の「サヨナラ」などびっくりすることも(以下のブログに詳細があります)

ブログ:バース大学寮に到着(隔離day0)

英語の国

英国ですので、もちろん言語は英語

そのため、フライスやドイツへの留学に比べて言語の負担が少ないです。例えば私生活で、インターネットの契約や光熱費関係の支払いも英語でできるため、コレを他の言語でやるとなると相当な苦労を強いられることが明白。(現地後目的の留学なら問題ありませんが)

もともと英語は学生時代に嫌でも勉強してきているはずですので、社会人になってからイギリス留学を目指す場合でも、一から勉強しなくていいのでスタートラインも断然に違います

英語なので生活が楽といっても私は未だに英語力の低さで授業で苦戦していますが・・・

もし、ご家族で渡英される場合は、配偶者が通う語学学校(英語)は豊富にありますし安い。日本が多い地域(ロンドン駐在ならActonなど)では日本人学校もあるので、安心です。私の駐在時代の回りの人は、お子さんを現地校に通わせることが多かったです。

MBAのクラスメイトは家族で渡英してきており、彼が卒業後、奥さんと2人のお子さんは子供が英語圏で学ぶことがとても魅力的という理由でイギリスに残るとのこと。

彼の心の声はきっと以下の通り。

MBA学生

卒業後は、逆単身赴任やな。ハハハ(涙)

有名校がたくさん

ロンドンでもいいですし、私が通っているバース大学のような地方の大学でも有名な大学はたくさんあるので、選択肢が豊富な点も魅力的です。

イギリス大手紙Financial timesのMBAライキングtop100のうち、イギリスの大学は9校ランクインしています。

Financial times:Global MBA Ranking 2021

1番多いのはアメリカでtop100のうち50校くらいを占めています。イギリスはそれに次ぐ2番めのランクインの多さ。有名で実績のある大学が多いので、世界中から優秀な留学生が集まって来ます。ちなみにこのランキングに日本の大学は残念ながら1つも入っていません。

世界的にも有名な大学が多いので、卒業後の就職も有利なのかも!!しれません。これはまだ事実かどうか不明です。

ヨーロッパ旅行に簡単に行ける

イギリスは日本と同じ島国です。しかし、フランスやベルギー、オランダまでは電車で簡単に行くことができその他のヨーロッパの国々へも飛行機で3時間くらいで行けていしまいます。

そして、格安航空会社がしのぎを削って運行していますので、早めに予約すればかなり安い価格でフランス旅行やフィンランド旅行ができます。北欧は若い日本人に人気なので、イギリス留学された際は、是非スウェーデンやフィンランドにも行ってみてくださいね。

イギリスとヨーロッパ諸国の時差も1~2時間程度ですので、ほとんど気になりません。こうして考えると、日本からヨーロッパ旅行するのってとても大変ですね。。。

以前のブログでも触れましたが、イギリスでスマホを契約していればそのまま追加料金無しでヨーロッパでも利用可能なことも地味に嬉しいこと。

ブログ:日本でイギリスの携帯番号を手に入れよう

ついでに、イギリスの銀行口座を持っていれば、銀行によってはヨーロッパでのクレジット決済の手数料無料の場合もあるので、ヨーロッパ旅行が本当に気軽にできます。

駐在時代に行った夏のフィンランド。綺麗な街で料理も美味しいのでおすすめです。

気候がいい

イギリスは天気が悪い。これは有名な話。

確かに、天気の悪い日が多いです。

ブログ:バースは天気が悪い?

特に今の時期(12月~1月)、バースは一週間のうち1日か2日晴れるかどうか、といった具合。

しかし!夏は天気のいい日が多く、しかも日照時間もとても長いので太陽を楽しむことができます

また、気温・湿度も過ごしやすい。ロンドンは夏は涼しく、冬は東京くらいの寒さ。湿度も常に低めなのでムシムシすることは滅多にありません。(一度異常気象で38℃くらいになった時の地下鉄は死にそうでしたが・・・)

夏のイギリス・ヨーロッパは最高ですので、9月の入学から勉強を頑張り、卒業間近の6~8月イギリス・ヨーロッパ旅行を是非楽しいでいただきたいです。

物価が高い

デメリット1:生活費がとても高い

そもそも物価が違うので仕方がないのですが、日本で生活しているよりも何かとお金がかかってしまいます

詳しくは以下のブログにまとめましたので、ご興味ありましたら、ご参考くださいね。

ブログ:私費留学生の生活費

外国人留学生が多い

デメリット(?)2:英語非ネイティブの留学生が多い

世界中から留学生が集まっているため、クラス内の外国人率は高め。特にMBAはほとんどが外国人です。バース大学は41人のクラスメイトがいて、イギリス人は2人、英語ネイティブはその2人を入れて合計3人だけ。

イギリス人たちと一緒に学びたい、と思っている人は理想の大学を探すことがとてもむずかしいと思います。

一方で、国際的なビジネスを学びたいとか、様々な人達と触れ合っていろいろな考え方の人とディスカッションしてみたいという人にはうってつけです。

ただし、お国柄かインドと中国からの留学生がとても多く彼らだけのコミュニティーが出来上がっていることがあります。


イギリスならではの面白さがあるイギリス留学。正直、どの国に行っても面白い発見はありますし、楽しめるかどうかは自分次第です。

ただ、上記のような楽しさがあるのは事実ですので、留学先探しのご参考になれば幸いです。

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