生活

サウサンプトンへの日帰り旅 前編 旅行雑誌には載っていないかわいらしいお店たち

2021年12月30日

12月28日にイギリスの都市:サウサンプトンへ日帰りで行ってきました。

おそらく日本人にはめちゃくちゃマイナーな街ですが、バースよりも大きな街でとても賑わっていました。

観光というよりは現地の生活感を眺めるために行ったので、観光情報は少ないですが旅の様子をお届けします。

バースから電車で1時間半

サウサンプトン駅までは、バース駅から直通の電車があるため乗換なしで行くことができました。

料金は、Supre off peakというチケット往復分で、一人£30(約4,500円)です。

バース駅のプラットフォーム。3ヶ月もバースに住んでいるのに人生で初めて来ました。。。

「Super off peak」というのは、空いている時間帯なら運賃がとっても安くなるというシステム。混雑時は数万円するチケットでもラッシュアワーを避ければ格安になるのです。ちなみに、土日・祝日はいつでもsuper off peakタイム。無敵です。

逆にpeak時間は、平日の朝と夕方の通勤時間。地域や電車の運営会社によって時間のルールが異なります。

サウサンプトン駅へはロンドンのど真ん中のある「Waterloo駅」からも乗換なしで1時間半で行けていまいます。ロンドン観光に飽きてしまった時の行き先候補としても考えて見てくださいね。

サウサンプトンの人口は25万人。バースは9万人なのでその大きさが伺えます。

観光地という街ではなさそうで、大きな商業施設が街の中心を占拠しており、中心部を少し離れればハイストリートといわれるイギリスの昔ならではの町並みが見られます。

1日中街をうろうろしていましたが、日本人は一人も見かけず、何人かの中国人を見たくらいで、ほとんどはイギリス人で占領されています。バースもそうですが、イギリス人比率が高い街ってパブやレストランの店員さんもイギリス人、お客さんもイギリス人なので、イギリス人文化を直で感じられて面白いです。

ロンドンにはない魅力ですね。

そしてなにより、サウサンプトンは港町!街の南側には輸入港があり、大きな貨物船が見られます!ブレグジットで話題の場所ですね!!

我々は、8時半発の電車に乗り、10時にサウサンプトンに到着。まず向かったのは、「Wetherspoon」。そうです、パブです。駅から歩いて10分ほど。

The Giddy Bridge - JD Wetherspoon(googleマップのリンク)

Wehterspoonの魅力については以下のブログを読んでいただけば幸いです。

パブ Wetherspoonのすすめ(2021年12月23日)

腹ごしらえではなく、お酒を飲みに行きました。朝10時からです。それはなぜかというと、行きの電車の中で奥さんの仕事にトラブルが発生してしまい、

奥さん

お酒を飲まなくてはやってられませんの!

ということで、アルコールを入れに午前中からパブに向かったのです。

そしてついに見つけてしまいました。1パイント£1以下のビールを。。。

ブリストルでいったWetherspoonの価格とも微妙に違います。サウサンプトンの方が若干安いです。

真ん中左にある「IPA」と書かれたビールが568mlで150円です。恐ろしい・・・

この日は祝日のためか11時ころには、パブが満席に。。。多くのお客さんが赤と白のボーダーの服を来ていたので、ラグビーかサッカーの試合があるのでしょう。ちなみに、バース市でラグビーの試合がある日は、街中に青と白のボーダー族がいたることろに出現します。

午前中なのに大賑わい。外国人らしき人は我々のみ。

奥さんは、1杯300円のグラスワインを、私はコーヒーをオーダーし1時間で退散。

アンティークセンターへ

アルコールを入れた我々が向かったのは、街の中心部からバスで30分離れたアンティークセンター

奥さんが雑貨好きなので、それに同行させてもらうことに。

バスは、First Busというバス運行会社のアプリをスマホに入れ、そこから1 dayチケット(1日乗り放題)を購入し、バス乗車時にアプリに表示されるQRコードを運転手脇にある機械にかざします。価格は£3.5(約500円)。

このFirst Busはバースやブリストルでも運行しており同じアプリを使えて便利です。ただし!サウサンプトンにはBluestarという別のバス会社も運行しており、このアプリが使えのか不明でした。

大きな倉庫を小さくスペースを区切って、品物達が販売されています。

アンティークセンターはとっても広いお店で1階建。迷子になる心配はありませんが、商品数が多く、奥さんが1時間以上滞在すること入店と同時に察しました

イギリスのアンティークセンターは、小さなスペースがそれぞれ別のお店になっていてオーナーも違います。ですので、食器ばかり売っているスペースもあれば、古い地図や謎の骨董品がありスペースもあり個性豊か

1つのスペースは1人のオーナーによって陳列されているので統一感があります。

それぞれのお店はバラバラのオーナーですが基本的に無人。すべての商品に値札がついており、購入はすべてを1つのレジに持っていけばいいので簡単です。

奥さんがよだれジュルリと喜びそうなお店。かわいい食器がたくさん。

雑貨好きにはたまらんわーな空間です。

これまたおしゃれなカゴ屋さん。どれもかわいらしい。

アンティークセンターなのでフリーマーケットのようにただただ中古のものがあるのではなく、基本的には中古でも価値が上がるようなものや、絶盤になった食器などがたくさんありお値段もお高いものから、超お買い得品まで様々

おしゃれがわからないくらい先鋭的なライト達。
可愛すぎるくまさん。。。欲しかったけどガラスケースに入っているくらい高級品。
 悪魔でも召喚するかのようなグッズまで・・・

1人で歩き回って、奥さんと合流してみると両手には購入予定の食器達が・・・

奥さん

大漁ですわ!!やっふーーー!!(ホクホク)

大変ご満悦の様子で何よりです。電車での不機嫌はどこへやら。よかったよかった。

購入した重い食器達を手分けしてそれぞれのリュックに収納しました。

久しぶりの外食

お昼ご飯は、街の中心部に戻る前に済ませることに。バス停の近くにあったトルコ料理店に入りました。

お昼1時に入店しましたが、お客さんが誰もいません。

MBA私費留学生なので、資金に余裕がなく外食は駐在時代に比べて圧倒的制限。私も奥さんも久しぶりの外食に緊張です。

2人とも「Ram shish」というケバブを注文。ドキドキしながら待っていると・・・

どれもイギリスでは食べ慣れない味ですが、とても美味しい。

頼んでもいない、パンとサラダが出てきました。

恐る恐る

さとぼう

こ、ここ、これは、注文に含まれて、い、いるっスか???(ドキドキ)

と聞いてみると、なんと含まれているとのこと。なんてお得なトルコ料理。理外のスターターのサービスです。

サラダをむしゃむしゃしている間に10分ほどでメインが到着。

炭火焼きでいい香りです。

お肉もご飯も付け合わせの野菜もどれもとても美味しい、いいレストランでした。行ったレストランはこちら。

Mevlana Turkish Kitchen

2人で£30(約4,500円)。日本換算では決して安くないですが、イギリス換算ではとっても良心的な価格です。サービス料もなぜかかかっていませんでした。お昼だから?

サービス料がかがる時は、10%の料金が支払い時にすでに加算されていることが多いです。


やっとお昼ごはんを食べたことろですが、長くなってしまったので午後の旅は別のブログで書きますね。

サウサンプトンの魅力は、安い酒、面白い雑貨店、おいしいトルコ料理になってしまっていますが、果たしてほかにも魅了はあるのでしょうか?後半へ・・・つづく!

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