生活

クリスマスのお出かけはご注意を 日本ではありえないイギリスの伝統

2021年12月25日

イギリスにおいて、日本と大きく違うのがクリスマス文化。

イルミネーションの豪華さや街中の幸せそうな雰囲気はとてもうれしい大きな違いですが、マイナス面もあります

すべてのお店がお休み

12月25日はすべてのお店が閉まってしまいます。そしてお店だけではなく、公共交通機関も動いていません。ですので、電車も止まっていれば、飛行機も飛びません。

また1月1日も同様にお休みのお店が多く、公共交通機関も止まっています

MBA学生に、年末年始の予定の話をしていたら、彼女は旅行から12月31日に帰ってくるそうで、

MBA学生

マジか!知らんかった・・・食料は寮の友人から拝借するわ(無断)

と驚いていました。

また大型のスーパーは、25日・26日の2日間が連休となっているので、食料を買いだめして置かなければいけません。24日の夕方にスーパーにいったものの、棚がスカスカでみんな買いだめしている様子が伺えます。

クリスマス・イブは、奥さんが巨大サーモンをオーブンで料理してくれました。

豆知識ですが、イギリスの大きなスーパーなどは日曜日は6時間しか営業してはいけないルールがあるので、毎週日曜日は16時か17時にはスーパーが閉まってしまいます。従業員フレンドリーでとてもいい習慣だと思うのですが、油断するとその日の夕飯を買いに行こうとしたらどこも空いていないなんてことも・・・

さらにさらに豆知識ですが、ポーランドは日曜日に働いてはいけないルールが近年導入され、ほとんどのお店が日曜日やっていません。旅行で行かれる際はご注意を。私は2年半前に旅行に行き、この習慣に驚きました。日曜日はお買い物できません。

街にはサンタが出現

幸せそうな雰囲気の一つとして、いたる所にサンタさんが出現します。

といってもサンタの帽子をかぶっている人がいるだけなのですが、12月初旬から街中でちらほらみかけ、25日に向けてどんどん勢力を増しかなりの確率でサンタ帽を被った人を見ることができます

若いお兄さんやお姉さんだけでなく、おじさんも普通にサンタ帽を被っているので微笑ましいです。

また、スーパーの入り口の警備員さんも、クリスマス・ソングを歌っているほど、街中がクリスマスを祝福しています。

24日に見かけたバスは、行き先に「Merry Christmas」と表示する粋なはからいがありました。


みんなが楽しみにしていたクリスマスがついにやってきました。

我が家の回りもイルミネーションだらけでとても楽しい雰囲気です。みなさんもぜひ、12月のイギリス旅行をされてみてはいかがでしょうか?

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