生活

現地イギリス人に大人気のパブ Wetherspoonのすすめ

2021年12月23日

先日のブリストルの旅でお世話になったパブのチェーン店「Wetherspoon」

ロンドン駐在時代からとても好きなお店なので、その魅力を語ろうと思います。

ワーホリの救世主

Wetherspoonの特徴はなんと言ってもその価格の安さ

他のパブよりも圧倒的低価格で、イギリスのパブを楽しめます。ですので、ワーキングホリデーや学生でイギリスにいる人には最適の選択肢。私も駐在時代、駐在員の中でかなり給料が低い部類でしたので、愛用していました。

ブリストルのWetherspoonです。どれも安い・・・

写真はビールを中心としたお酒の価格。£1=150円で計算してみると、£3=450円です。グラスに入っているビールは、1パイント(paint)という単位で、568 mlも入っています。日本のビール瓶の大瓶と中瓶のちょうど中間くらいの量ですね。

例えば、ギネスビールの1パイントは、£3.29なので、493円。激安。そして目玉は・・・

季節限定のビール、なんと£1.19(179円)です。アルコール度数は3.7%と低めですが、しっかりと1パイント入っています。(RUDDLESというビールです)

コンビニのコーヒーくらいの価格で、イギリスの本場ビールが飲めてしまうという破格の実態。

ただし、パブの価格は地域によって結構差があり、当然ながらロンドンは最も高く、Wetherspoonも例外ではありません。中心部では若干高くなってしまいますが、ロンドン郊外では安くなります。

お酒の魅了を語りましたが、私は既に断酒をしているので全く飲めません。そんな人へのおすすめは、コーヒー&ホットチョコレート飲み放題 99p = 150円 です。エスプレッソ、アメリカーノ、カプチーノなどを普通のコーヒー豆か、デカフェのコーヒー豆から選べ、さらにホットチョコレート(ココア)も飲めてしまいます。

カフェ代わりにも使えてしまうのが最高です。

一方で、ある程度のお給料をもらっている駐在員の人はわざわざ行く必要ないかなーと。お酒が大好きで、安くたくさん飲みたい私のような人には最高の場所ですが、安い分、当然ながら混雑しており日本人のお客さんも全く見かけないので、お金をかけてでも静かな落ち着いたパブに行ったほうが幸せになれるかも。

オーダーは座席でも可能

Wetherspoonは、コロナ前から、テーブル決済のアプリを提供しています。今日では多くのパブが同様のシステムを導入しておりその先駆けでしょうか。

このアプリは、シャイ・ガイの救世主。じっくりと時間をかけて注文できますし、店員さんとも会話しなくて済みます。また決済もアプリでできるので、とても便利。

利用するには、座っているテーブルに刻まれているテーブル番号を入力し、好きな飲物・食べ物をオーダー・決済するだけ。しばらくすると店員さんが料理を持ってきてくれます。席から一歩も動くことなく料理にありつけるのです。

一方で、以前ロンドンに住んでいたころは、地元の人ばかりのパブによく言っていました。住んでいた地域には日本人がほとんどいなく現地人ばかり。そこは、アプリ決済がないのでカウンターで並び注文します。ここでのメリットは、シャイ・ガイですが、店員さんやお客さんと雑談できること。店員さんに名前を聞かれたり、どこから来たのか、といった軽い会話ができ飲んでいる状態だと、シャイではなくなるのて、結構楽しいのです。

ロンドン時代によく行っていたパブ。注文するには、この巨大なお尻たちをかき分けて進まなければなりません。

どちらがいいかはわかりませんが、利便性ならアプリ、イギリス文化を楽しみたいのなかカウンター決済、といったところでしょうか?

Wetherspoonもアプリを導入しているものの、カウンターで決済することができ、まだまだカウンターでの注文が盛んに行われています。

サービスは良好。料理のクオリティは・・・

あまり良くないです。昔から、イギリスのパブはお酒を飲むところで食事は二の次だったのでしょう。そのせいか、逆に最近では「ガストロパブ」という食事のクオリティに特化したパブが流行ってきています。そのようなパブは価格がお高いので、余裕のある方は、ガストロパブに行くと幸せになれると思います。

2015年にイギリスに出張したときもWetherspoonを利用していました。

Wetherspoonの料理は、お酒と同じくとても安い!ガストロパブの半額か、それ以下です。

気軽にイギリス料理を楽しめるところがいいですね。


ワーキングホリデーや学生へのおすすめのパブでした。

混雑さえしていなければ、奥さんもかなりお気に入りでしたので、男女関係なく好きになれる場所かと思います。

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