MBA

キャリアステップ専門授業 日本式の考え方をイギリスで学ぶ

2021年12月7日

月曜日(2021年12月6日)から選択従業が始まり、1週間ずっと同じ項目を学びます。

連日授業が入っているので、またまた怒涛の日々が始まりそうです。

キャリアとはなんでしょう?

この週は、「キャリアを決定しよう」という卒業後の進路を真剣に考えるもの。

そもそも私は「キャリア」という言葉が未だにピンときていません。。。

自分のやりたいことを定め、それに向かって仕事を選んでいくようなイメージかと思うのですが、特にやりたいこともなく言われたことをNoと言わずに働いてきた私には、キャリアについて考える経験が浅いのです。

といっても10年近く働いた会社を辞め、バース大学のMBAに通っているわけですから、自分の中でやりたいことはほぼ固まっているはず。今回の授業を通じてこの自分の考えをしっかりと固めていきたいと思います。

人生で重要なもの、それは「ikigai(生き甲斐)」

初日の授業は、いきなりなりたい職業を考えるのではなく、人生においで重要なものを特定することに焦点を当てていました。

まずは、以下の8つから自分に取って重要なものを選びます。

  • キャリア
  • 子供
  • 配偶者
  • 友人
  • 両親
  • 精神
  • 健康

この中から選んだものについて、成功の基準やなぜそれが大切なのかを分析していきます。

教授は、しきりに

バースおやじ

難しいやろ?なあ?難しいやろ?なあ?なあ?(ドヤァ)

と聞いて来ましたが、実は私は自分の考えていることや感じたことを紙に書き出して分析する習慣があるので、自分の考えを文章化するのは得意なのです。

この紙に書き出す手法は、ゼロ秒思考」という本から学んだもので、もう2年近くお世話になっています。

とてもおすすめの思考法なので、今度改めてブログにしますね。

この決定した人生において重要なものを起点に今後のキャリアを設計していくのだと思います。続きは火曜日です。

そして、キャリアのゴールを定めるにあたって役立つのが

バースおやじ

イ・ キ・ガ・イ(生き甲斐)

と、理外の日本語。

なんでも「生き甲斐フレームワーク」なるものが開発されており、

  • 好きなこと
  • 得意なこと
  • お金になること
  • 世界が必要としていること

4つを同時に満たすことが、「ikigai(生き甲斐)」につながるとのことです。

いずれかが欠けてしまったら、完全な生き甲斐とならず何かしらかのフラストレーションを抱えていまいます。例えば「好きなこと」という要素が抜けていると、得意だしお金になるし人の役にも立つんだけど、好きではないので楽しくないって状況です。完全な生き甲斐ではないですよね。

火曜日は、この生き甲斐フレームワークを深堀りしていくようです。

クリスマス休暇に突入した者も

今週、来週と選択授業が続き、その後3週間のクリスマス休暇に突入です。あるクラスメイトは、

MBA学生

両方とも選択しとらん。今日からクリスマス休暇突入やで!

5週間の長期休暇という無敵状態に突入していました。

羨ましいような、羨ましくないような・・・5週間も何をするんだろう。

バース駅の前の巨大ツリー。既にクリスマス休暇に入った人達を歓迎してくれているかのような輝きです。

今後の人生について明確化できるとてもいい機会の授業が始まりました。

「経営学修士(MBA)」の科目としては路線がずれているような気がしますが、私費留学で来ている学生にとってキャリアはとても大切なので、願ったり叶ったりですね。

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