MBA

コンサルティング・プロジェクト 3日目:本物のコンサルタントと学生の違い

2021年11月25日

コンサルティング・プロジェクトは水曜日(2021年11月24日)で3日目を迎えました。

この日は朝9時半から現役のコンサルタント3名による講義が1時間ほどあり、その後は各グループでプロジェクトを進めるのですが、コンサルタント達が各グループの入りアドバイスをくれるというものでした。

各コンサルタントがくれたアドバイスは一貫性があり、私達がこれから身に着けなければならないスキルが明確化しました。

おしゃべりに厳しい講師

朝の1時間は、コンサルタントからプロジェクトの進め方や顧客とのコミュニケーション方法についてアドバイスの時間。顧客との付き合い方や、1つのグループが抱えている問題をMBAのクラスメイト全体に共有して、みんなで解決案を出し合ったりしました。

1人の現役コンサルタントが、MBAのクラスメイトに向けて講義をしていたのですが、ほかのコンサルタント2人が後ろでコソコソ話していると、

バースおやじ

静かにしろや!喋ってんねん!ありがとう!

とちょいギレ。怖い・・・

イギリスには、なぜか注意したあとにThank you!と(キレ気味で)言う文化があるようです。

というか、うるさい学生を注意するのではなく、仲間のコンサルタントを注意するんかーい!

そんなこんなで、ご講演は1時間で終了。各グループは早々に各自のプロジェクトに取り掛かりました。

ありがたいお言葉

私のグループは、2名のコンサルタントから今の進捗について共有し、実践的なアドバイスをもらえました。

例えば顧客に対しては基本的に質問を繰り返しして、理解を深めることが大切とのこと。またそれ以外にも、

バースおやじ

重要なのは、チーム内のみんなの声は平等ってことや

グループ・ワークの秘訣を伝授

英語を話せる人の声が大きくなりがちなバース大学MBAですが、チーム内の心理的安全と各人の平等性についてプロから助言があり、シャイなチームメンバー(私を含む)の発言が少し増えたような気がします。

ちょっとした時間でもプロジェクトについてメンバーと意見交換することが増えてきたので、とてもいい傾向です。段々とチーム内がメンバーにとって心理的安全性が高い場所になりつつあります。

ちなみに、前日料理を振る舞ってくれたチームメンバーのチャナは、この日の夜、バース・オン・アイスにスケートしに行くととてもウキウキしていました。これも心理的安全が高まったおかげなのでしょうか?

スケート場の詳しい記事はこちら:Bath On Ice オープン(2021年11月14日)

ただ、午後4時ころ、他のメンバーが

MBA学生

チャナ、疲れてるみたいやな。どうしたん?

と聞くと、

MBA学生

眠いねん・・・

と回答。心理的安全が高まりすぎてお家感覚になってしまったようです。自由奔放なチャナ、嫌いになれない・・・

帰り道、街中でクリスマスのプロジェクション・マッピングが始まっていました。クリスマスを最大限楽しむのがイギリス文化です。

プロジェクトは早くも3日目が終了しました。

今のグループはうまく回っていると思いますので、このまま2週間を過ごせることを願っています。

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