MBA 出願

MBAの面接対策 合格するためのたった3つのこと

2021年11月4日

イギリスのバース大学、リーズ大学のMBAの受験には書類評価の他に面接がありました。

バース大学は、MBAキャリア・チームのチームの人3人から自分で1人を選んで面接。

リーズ大学はMBAのDirector(トップ)の人と面接でした。

どちらも無事合格できましたので、私がした面接対策を共有します。

モデルクエスチョンに、回答を作成

グーグルで「MBA interview questions examples」などど検索するとたくさんの質問例が出てきます

その中で、自分の好きなウェブサイトから質問を引っ張ってきてそれに対して回答を作成します。これが第一ステップです。

私は、以下のウェブサイトから25の質問を引用しました。

質問の例:MBA INTERVIEW QUESTIONS AND ANSWERS

面接対策は、MBA出願後に書類審査が通って面接の連絡が来てから始めましたので、各大学の特徴などはすでにCVや志望動機作成時に把握済みです。

25個の質問に回答をどんどん作成してきましょう。私はすべて日本語の文章で回答を作成し、通勤電車の中だけでこの作業をして合計3時間くらいで終わりました。

次は、作った文章からキーワードを日本語で抜き出します私は英語で回答文章を作りませんでしたので、この日本語のキーワードをみながら、その場で英語で回答する練習をしていました。

1つの例は以下のとおりです。

質問:Why does this MBA program appeal to you?(Leed大学用)

キーワード:live challenge、コンサルティング・チャレンジ、ビジネス経験、チームワーク

回答文章:Leeds大学のlive challengeが魅力的。実際のビジネスの課題に取り組むというのはまさに私に不足している経験を補ってくれるものだからです。特にコンサルティング・チャレンジは、将来コンサルタントになりたいがその経験がない私にとって、実践的なことを学ぶ大変よい機会であると考えています。少人数制であることもチームワークのレベル向上につながると考えいます。

ちなみに私は巷のMBA合格用の塾(?)などには一切通っていません。理由はもちろん、私費留学でお金がないから。それでもバース大学どリーズ大学は合格出来ます。

面接はどちらもオンラインでした。わざわざイギリスに行かなくていいのは最高ですね。

DMM英会話のフリートークを活用

英語の回答文章を作らなかったのは、簡単な理由です。

さとぼう

英語の文章作るのめんどくさい・・・

ですので、日本語でキーワードの抜き出しまでしたら、後は面接の練習です。

そこで活躍するのが、オンライン英会話

普段から英会話の学習として、DMM英会話を使っていました。いつもはデイリーニュースなどで学習していたのですが、このサービスには講師と25分間フリートークするというメニューがあることに注目。

フリートークを予約し、英会話の講師にモデルクエスチョンのWebサイトのURLを知らせます

そこからランダムで質問を選んでもらい、アドリブで回答する練習を繰り返します。ランダムで選んでもらうという点がポイントで、どの質問が来るかわからないですし、作成した質問を探す・読む時間はありません。そして、作成した回答の順番通りには質問が来ないため、質問によっては背景などを含めながら適切な回答をその場で作り上げて行くのです。

インタビューと同じ感覚で練習できるので、おすすめです。

質問が来たら、意識するのは書き出したキーワード。うまくキーワードを組み込みながら、ストーリーを作れば大抵の言いたいことは伝わります。

面接は楽しむ - 質問たくさん作ろう!

面接の対策として、相手の大学に対して、質問を100個考えておくことがとても大切です。

・・・すみません、100個は嘘です。私はリーズ大学は26個、バース大学は25個の質問を用意しました。(10個くらいは各大学で使い回せます)

志望動機を作っている時に、疑問に思ったことなど、つらつらと書けば結構短時間で終わります。2時間くらいです。

また、インタビューの時間は、30分とか45分とセットされていますが、相手の予定を聞いて面接を延長できるのかしっかり確認するとよいです。

私は、バース大学の面接時、

バースおやじ

質問あるんか?

と聞かれ私の質問のターンになった際に、

さとぼう

いっぱいあるっス!(紙パサッ)

と質問びっしり書いた紙を嬉しそうに取り出し、それが画面越しに見えていたようで、面接してくれた先生は

バースおやじ

質問いっぱいやな。プププ

と笑ってました。バース大学、リーズ大学ともにMBAコースを担当している先生(?)が面接をしてくださり、このような人たちと会話できることは滅多にないので、とことん楽しみながら、いろんなことを学ぼうと思い面接に望みました。

その結果、リーズ大学には進学しませんでしたが、そのMBAコースのネットに出ていない特徴や就職支援の実態など、とても面白いお話を伺えました。


面接は緊張しますよね。せっかくイギリス人と会話できる機会ですので、楽しみ、新しい情報を得られる場と考えると、とても楽に臨めますよ。

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