MBA

選択式授業落選のお知らせ 超高額な学費を払っても学生優先ではありません

2021年11月3日

バース大学のMBAは、卒業要件の単位の1/3を選択式の授業で構成されています。

11月1日締切でクラス全員が好きな授業を提出したのですが、残念なお知らせがありました。

選択授業については過去の記事で触れていますので、ぜひこちらも読んでみてくださいね。

2021年10月21日:選択授業の説明

17授業の中から6~10個を選択

この選択授業を合計で「36単位」まで選ぶことができます。一つの授業は6単位または3単位なので、この2種類を組み合わせて合計36単位の授業カリキュラムを自分で作り上げるのです。

面白いところが、授業によって開催される時期が全然違う点。12月に開催されるものもあれば、来年の5月に開催のものもあります。

私はなるべく先に済ませてしまいたいので、自然と早く開催される授業が魅力的に見えてしまいます。

授業の成績の付け方もそれぞれの授業で異なり、グループワークを評価に含むものや、授業中の発言での貢献度を評価する授業もあります。ただ、大半は個人で書く論文のみを成績として評価することとしていました。

あるクラスメイトは、グループが絶対に嫌なので、授業を選ぶ基準を個人論文とする絶対基準を持っており、彼がいままでのグループワークで相当苦労したことが伺えます・・・

人気がない授業は開催中止

選択式授業は、最低開催人数10人と設定されておりそれに満たないと、開催してくれません。

バース大学のMBAは全員で45人程度なのでいくつかの授業は開催されない可能性が高いと思っていました。

私は、Commercial Lawという法律の勉強を一番楽しみにしていたのですが、火曜日のお昼にこの授業が開催されないことがアナウンスされてしまったのたのです。

さとぼう

わかってました。絶対クラスメイト嫌いだもんね。法律。

残念ですが、仕方ありません。なんとなく申し込みした時から感じていました。

クラスの雰囲気やこれまでの会話・発言を考えると、企業戦略のような答えのないものを自由に考えるのを好むクラスメイトが多く、定義や条件を無視して話すこともよく見られましたので、法律という枠組みには興味がないのでしょう。(むしろ鬱陶しい?)

一方で、多くのMBA生が興味ないことを得意とすれば他の人とは違う色を出せ、自分の強いことろをもっと伸ばせると思っていたので私は申し込んだのですが、やっぱりダメでした。

グループワークで感じたのですが、自分たちで決めたことを期限までにやりきることができる人はあまりいません。日本人の社会人経験者からしたらありえないですよね?今まで合計7人のクラスメイトとグループワークしましたが、1人しか約束を守れなませんでした。

クラスはたまに小学校レベルまたはそれ以下

約束を守れないことで思い出したのですが、授業中におしゃべりしていて教授に怒られることが毎日発生しています。

しかもそのおしゃべりの声がでかいのです。もしかして自分の存在をアピールしたいのか??

そしてある事件が起きました。先週の金曜日のことです。

お昼の休憩後、13時30分から午後の授業開始なのに15分くらい遅れてきたクラスメイト達がぞろぞろと教室に入ってきてガヤガヤと喋っていたところ、

バースおやじ

遅れてきた分際でうるさいんじゃ!遅れて来んなら黙って大人しく座っとけ!ボケどもが!!

教授様ブチギレ。真面目学生からするとスッキリエピソードがありました。

やはりこのおしゃべりを嫌だなーと感じているのは私だけではありません。何人かのクラスメイトと授業どうだった?などど話していると、

MBA学生

はっきり言って時間の無駄やな

という発言もしばしば聞かれ、この授業妨害も無駄な時間の対象となっているのです。

はっきり言いますが、インドからのクラスメイトの一部にこの行動が顕著に見られます。(もちろんしっかり授業を受けているインド人もいます!というか半数以上はしっかりしています)

お国柄なのか、それとも初めてのグレート・ブリテンに舞い上がっているのか・・・

いずれにせよ、日本人がバース大学のMBAに来たら絶対にがっかりする点なので、共有させていただきました。

ネガティブなことを書いてしまったので緑を見て落ち着きましょう。先週の土曜日にバースの丘(森?)を散策してきた時の写真です。綺麗な苔。

一番楽しみにしていた選択授業が開催されないことは残念ですが、よく考えれば法律を勉強しにMBAに通っているわけではありませんので、大人しくリーダーシップなどの授業を受けます。

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