
イギリスやその他欧州のMBA・大学院を受験される方は、英語の試験としてTOFLEよりもIELTSを選ぶ方が多いと思います。
私もその例にもれず、IELTSの試験でMBAを目指しました。
その中で、一番使った参考書を是非共有させてください。単語集ですが、リーディングはもちろんのこと、リスニング、ライティング、スピーキングのすべての技能の土台になりますよ。
また会社に勤めながらどのように勉強していったのか、私の体験談も含めています。
全3500単語 - ILETS 7.0は3000語程度
使っていた単語集は、以下のもの。
全部で3500語もの英単語が収録されていますが、中学生レベルの単語は掲載されていません。
始めの1000語「基本語」として詳しい解説などはなく、どんどん覚えていくだけ。
後の2500語は、「重要語」として500語ずつ、合計5つのパートに区切られており、その500語単位でレベル別になっています。
例えば、始めの500語は目指せIELTS5.5、次の501~1000語は目指せ 6.0と言った具合です。
TOEIC860点は、2000単語目から未知の世界
私は、TOEIC 860点を取ってからIELTSの勉強を始め、この単語集の「基本語」はほとんど既知でした。その次の1001~2000単語までも結構知っている単語が多かったのですが、2001番目(IELTS 6.5レベル)から一気に知らない単語が増え苦戦したのを覚えています。
この単語集のいいところは、500単語ずつの5パートあることです。これが社会人にとって嬉しい。
それはなぜかというと、月曜日は最初の500語、火曜日は次の500語、水曜日は次の・・・といった具合で一週間でこの単語集の重要語2500語を一周できることです。
私は、電車通勤していましたので、そのほとんどをこの単語の勉強に充てていました。始めのうちは当然500語を1時間ではできないので、会社に着いてらか始業までの数分~数十分も単語の勉強をすることで、1日のノルマを達成していたのです。
3ヶ月くらい毎日やっていれば、500語勉強するのに1時間もかからなくなります。苦手な単語も見えてくるのでそれをメモして別途練習することもおすすめです。
始めは英語→日本語
重要語2500は、例文も含まれており、その単語の理解・記憶を助けてくれます。
そして最強のアイテム「赤いシート」が付いています。
これは、使ったことがある人も多いと思いますが、この赤いシートを単語集にかざすと、単語集の赤い文字が見えなくなり、簡単なテストができるのです。
この単語集では、英単語の意味(日本語)が赤文字で記載されているので、英単語を見ながら、その意味のテストができます。これは、リーディング・リスニングで必要な能力ですので、始めからどんどん練習しましょう。
慣れてきたら日本語→英単語
繰り返し練習していると、結構単語の意味を覚えられます。そうしたら次のステップ。
手で英単語を隠し、日本語の意味から英単語を推察します。これはライティング・スピーキングで役立つ能力です。
このやり方は、若干問題があります。いくつかの単語で、日本語の意味が同じく書かれており、日本語の意味からではどっちの英単語だったか見分けがつかないことがある点です。
ここは可能性のある単語をいくつか思い浮かべて、その単語が含まれていたら正解!みたいなルールにしてしまいましょう。
私は、同じ意味の単語を書き込んでいました。
音声の使い方
現在30歳くらいの人ならあるあるだと思いますが、昔の英語の問題集は音声=CDが付いてきました。
このようなCDはすぐなくなってしまうし、だからといってずっと問題集に貼り付けておくわけにもいかないし、結構なストレスだったと思います。(CDを取り出した後の、CDが入っていたフィルムケースが抜け殻みたいにずっと本に残っているのも嫌でした・・・)
しかし!この単語集は、タイトルで宣伝されているとおり、音声はCDではなくダウンロード式です。
販売社(旺文社)の専用アプリをスマートフォンにダウンロードし、この音声を追加するだけ。
読み上げ速度の変更もでき、慣れてきたら速めに設定して時間の節約ができます。
発音の練習もできますので、ぜひ電車の中で小声でシャドーイングしましょう!恥ずかしがらずに!!
コラムに勇気づけられる
単語集の各パート間には、IELTS受験者の体験記やこの単語集の使い方が説明されています。
私は1人の体験記がお気に入りで、勉強中10回以上は読みました。
単語の勉強は孤独ですので、この本の中に仲間を見つけてモチベーションを保っていたのかもしれません。
本来の単語集の目的とは逸脱しますが、こういう付加価値はとてもうれしいものです。

この単語集によってIELTSだけではなく、普段のリーディングなどの能力の向上ができたと感じています。
3000円弱の参考書への投資で、とてつもない時間英語の勉強ができましたので、本の勉強時間に対するコストパフォーマンスはとてもいいと思います。
IELTSの勉強を始める人はまず最初に手に取ってほしい教材です。