先日、授業でグループワークを課された際、グループ分けとして名簿が配られました。
その名簿に出身国や性別などが書かれていましたので、どのような人達がイギリスのバース大学MBAに来ているのか紹介します。
若干男性が多い
クラスメイトは全42名。
男性24名(57%)、女性18名(43%)で、若干男性のほうが多いです。授業を受けていた印象では男女比率は半々くらいかと思っていました。
しかし、名簿に名前はあるもののまだ会ったことがないクラスメイトが数人います。彼らはコロナの影響で、イギリスへの渡航が遅れている、もしくはコロナが落ち着くまで自国で授業を受けています。
確か、来年(2022年)の4月までは、オンラインで授業に参加できることとなっています。
全15カ国から参加
クラスメイトの出身国は全15国に及びました。多い国はインド(約40%)と中国(約15%)です。それ以外の国は以下の通りで、それぞれ1~3人の出身者がいます。
イギリス、デンマーク、タイ、韓国、台湾、マレーシア、南アフリカ、ナイジェリア、ボツワナ、ヨルダン、香港、ブラジル、そして日本です。
イギリス人は2人です。大学内はイギリス人で溢れかえっていますが、MBAは極端に国際色豊かです。
イギリス人のクラスメイトがいてくれることで、授業中、私達外国人が理解できないイギリス文化などを説明してくれるので、とても助かっています。
同じ出身国同士のクラスメイトはたまに母国語で会話していますが、日本人は私1人なのでその裏技が使えません。
ですが、日本を理解できることのが私しかいないことを逆手にとり、授業中、「すげ~」とか「マジか!」とか、
いや、ちょっと何言ってるかわからないんスけど
など、日本の大学では発言できないことをちょくちょく日本語で言って(もちろん小声で)ストレス発散しています。
IT出身者が多い
クラスメイトが所属していた産業も名簿に記載されていました。
ITのバックグラウンドを持つ人が8人もいて全体の約20%もいます。銀行・金融、小売がそれぞれ5~6人と続きます。
その他は、
広告、建築、化学、コンサル、電機、電力、食品・飲料、機械工学、非営利組織、石油、製薬、公共サービス、通信、旅行、運輸、アパレル
などです。かなり幅広い産業から来ているのと、コンサル出身者が少ないところに驚きました。MBAはスキルアップしたいコンサルタントはびこり、いろいろな国の国旗はためく場所だと思っていましたので。
「〇〇はびこり、〇〇はためく」の言い回しは、もちろん漫画:ハンチョウから。
少数グループが乱立
出身国同士または、同じ地域同士のクラスメイトが数人のコミュニティを形成してきています。
最強のコミュニティは、第一言語が英語のコミュニティ(イギリス・南アフリカ)。次にインドコミュニティも人数の多さで勢力を増しています。
一方、中国人の女の子同士のコミュニティも発展中。結構中国語で話していて仲がよさそうです。
授業はそれぞれのコミュニティで固まって座っていることが多いのですが、私は、基本どのコミュニティにも属さず、空いている席に座っています。よく言えばフリーランス、普通に言えばぼっちです。
韓国からのクラスメイトとは仲がいいのですが、私は目が悪いので前の方の席に座り、彼は後ろの席を好むので一緒には授業を受けていません。
日本人のクラスメイトがほしかったかというと、いたらいたでとても助かりますし楽しそうですが、いなくてもそれはそれでうまくいっている気がしますので、いてもいなくてもどっちでもいいかな、という感じです。つ、強がりなんかじゃないんだからねっっ!!
バース大学の定員は50人と聞いていましたので、今年は定員割れでは?と疑いたくなりますが、各大学が今年はMBAの申し込みが大量やで!と言っていたので、その疑念は心の奥底にしまっておきます。
国際色豊かで日本人が他にいない環境なのでかなり鍛えられる環境です。みなさんもバース大学のMBAを受験候補に入れてみてはいかがでしょうか?