イギリスに入国してから、10日以内に指定の場所に出向き受け取らなければならないBRPカード((Biometric Residence Permit)ですが、発行が遅れていました。
2021年9月29日:BRPカード(在留カード)の発行遅れ
BRPカードはなにかと手続きで必要になるので、早く手に入れたいものなのです。
入国後約1ヶ月で受取
現在、コロナの影響で、10日以内の受け取り義務が90日までに延長されています。
90日までの延長は嬉しいことなのですが、そもそもこのBPRカードの発行が大幅に遅れているのでいつ受け取れるかわからない状況でした。
3週間くらいちゃうん?
以前、賃貸契約でこのBRPカードの提出を求められた時、大学のBRP受取センターに乗り込みました。すでに入国後10日以上経っていましたが、まだ国からBRPカードが届いていないとのこと。さらに3週間くらいの遅れが生じているようでした。
BRPカードは身分証
このカードを使えば上述の賃貸契約だったり、銀行口座の開設ができます。
特に銀行口座の開設をできるのがとても大きいのです。
わたしはすでにイギリスの口座を持っていたので、買い物など問題なくできたのですが、奥さんは口座を持っていなかったし、BRPカードがなかったので、口座が作れませんでした。
今日、奥さんも一緒に大学に行ってBRPカードを受け取りましたので、早速銀行口座の開設申し込みをしました。
銀行はMonzoというオンラインバンキングです。
とても作りやすい銀行口座なので、銀行口座開設に苦戦されている方がいましたらMonzoも選択肢として考えてみてくださいね。
悪名高い銀行口座開設の大変さについては、今度別の記事で紹介します。ものすごく苦労します。。。
それ以外の使い道は・・・
なさそうです。
日本人が入国審査でe-gateを使えなかった時は、入国の旅にBRPカードの提示が必須でしたが、現在はパスポートを読み取るだけのe-gateを利用できるようになったので、わざわざBRPカードを見せることはありません。
使わないカードなのですが、とても大事なものなので、なくさないようにしなければ。
IDカードですので、これでいちいちパスポートを持ち歩かなくてよくなったのは大きいです。
有効期限は1年と4ヶ月
イギリスで大学院レベルを修了(master)した学生は、その後2年間は滞在する権利が得られます。
ですので、私はてっきり、3年間有効なBRPカードが発行されるのかと思っていましたが、有効期限は2023年1月まで。たった1年4ヶ月しかありませんでした。
そこで、BRPカード受取センターのお姉さまに
有効期限って3年じゃないんスか?
と聞いてみると、
は?まだ卒業してないやろ?
と一蹴。
卒業したらワイらが政府に連絡したるで。そしたら更新したらええやん。
卒業もしていないのに3年分の滞在許可はくれない、make sense(筋が通っている)です。卒業してイギリスに残れるようだったらすぐに更新します。有効期限が1年ではなく、1年4ヶ月だったのはこのBRPカードを卒業後に更新する期間として確保されていました。
イギリスのMBA留学が決まってから不安なことばかりでしたが、最近は徐々にそれらが解決され始め、少しずつ落ち着いて来ました。
相変わらず、授業についていくのはとても大変ですが、グループワークでは皆協力的なのでとても楽しく学習できています。
MBAではクラスメイト同士の絆が、成功の鍵かもしれません。