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イギリスへの入国方法 隔離はないもののワクチン接種はほぼ義務

2021年10月13日

先週の水曜日(2021年10月6日)に奥さんが無事にイギリス・バースまでやってこれました。

10月4日から、日本からの入国規制が緩和されましたので、最新のイギリス入国方法を奥さんの経験談をもとに現在の入国の手続きを改めて紹介します。

ワクチン接種してない人は緩和の対象外

まず、とても大切なことです。

日本から入国する際、日本でコロナのワクチン接種を完了していて、接種日から14日以上経過している人のみ、今回の規制緩和の恩恵を受けられます。

規制緩和の対象外の人は従来通り、10日間の隔離など必要となるのでご注意ください。以下、規制緩和の対象の方向けの情報です。

隔離は必要なし

今までは日本でワクチン接種をしていた人でも、必ず10日間の自主隔離の対象になっていました。

今回の緩和により、入国後の隔離は一切不要に。すごい!

10日間の隔離を経験した身からすると最高の緩和です。隔離しているときは、ホテルから出ることも、買い物に行くことも禁止されており、それを破ればしっかりと罰金の対象になりましたので、日本からの旅行なんて考えられませんでした。

もちろん公共交通機関も使えますし、観光施設に入ることもできます。

事前準備は必要

緩和されたといっても、出国前にしっかりとやらなければならないことがあります

  • 入国後、day2のPCR検査の予約・注文
  • ワクチン接種証明書の取得(各自治体へ申請します)
  • Passenger Locator Formの入力(入国の48時間前から入力可能)

絶対に忘れないようにしましょう!

day2のPCR検査を予約・注文して、そのreference numberというものを取得します。このnubmerを、Paggenger Locator Fromに必ず入力しないといけませんのでまずはPCR検査の注文が必要なのです。

ワクチン接種証明書は、9月の初旬に申請し1週間かからずに発行されました。当時、イギリスへの渡航向けには一切使えなかったのですが、念の為発行しておいたら、それを10月4日からの緩和によって使えることとなったのです。

発行までの日数は自治体によって大きく時間が異なるかもしれません。

ワクチン接種証明は空港で提示

奥さんは、英文も含んでいるワクチン接種証明書を日本の空港で提出したとのことですので、こちらの準備もお忘れなく。同時に、Passenger Locator Formも空港で、航空会社に見せます。

一方、イギリスに入国時は一切書類を見せることはありませんでした。入国審査はe-gateでパスポートを読ませるだけで入国審査官と話すことはありませんでしたので。

10月6日に奥さんがイギリスに到着した際、ヒースロー空港は混んでいたとのこと。私のときはガラガラでした。

day2のPCR検査は必須

入国した日とday0とし、その翌々日にPCR検査をしなければなりません。これは、日本にいるときに事前に注文した検査キットを使います。

医療機関によっては、クリニックでPCR検査をしていることろもあるようです。奥さんは、自宅でセルフでできるものを注文しました。(以前から紹介しているRandoxという医療機関のもの)

自分で採取した検体を専用の箱と袋に包み、市内にある指定された場所に持っていきます。提出した翌日には検査結果が届きました。

NHSからの確認はなし

以前は、国の医療機関であるNHSからしっかりと自主隔離しているか電話がかかってくると聞いていましたが、そのような連絡は一切ありませんでした。そもそも隔離が必要ないので、電話してくる意味もないのです。

Passenger Locator Formで電話番号を入力しますが、特に使うこと・使われることはありませんでした。

トランジットは?

奥さんはカタールのドーハ空港経由でイギリスに来ました。幸い、10月4日からカタールも日本と同じ取り扱いになっていたので、何ら問題なくイギリスに入国することができました。

ですので、経由する国がイギリスでどのように取り扱われているのかを確認し、日本と同様であればトランジットで来ることもできるのです。

資金の限られている私費留学生にはありがたい!


入国後は、day2のPCR検査さえしっかりとしていれば良いので、イギリスに旅行にくることも現実的になりつつありますね。あとは日本側の規制が緩和されることを願うばかりです。

しかし、イギリスのコロナの新規感染者数は高止まりしていますので、日本側で緩和されるのはいつになることやら・・・

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