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MBAに必要なTOEICスコアは? 900点は必要ないのでとっととIELSTに切り替えよう

2021年10月11日

MBAを受験するにあたってTOEICのスコアは必要ありません

ですが、参考までに何点くらいあれば、IELTSやTOFLEの勉強に移行できるのかを紹介します。

865点でIELTS 6.0

私の経験談ですが、2019年末にTOEICを受け、865点でした。

その1年後になりますが、IELTSを受けたところ、リスニング・リーディングともに6.5でしので、TOEIC 860点くらいは、IELTS換算で6.0くらいです。

最後のTOEICの受験からIELTS受験まで、1年以上空いてしまったので、もしかしたらIELTS換算で5.5くらいかもしれません。

いずれにせよ、TOEIC860点では、MBA受験への語学力は足りていないというのが、私の印象です。

だからといってTOEICの点数を900点まで高めるのではなく、早々にIELTSやTOFLEといったMBAの申し込みに使える勉強に切り替えたほうがいいです。TOEICはMBA受験には全く使えませんので。。。

目安としては800点超えたくらいでIELTSに移行してしまっていいと思います。というか、IELTSの参考書や模擬試験集を早めに買って解けそうだったらすぐに移行するのがベストです。

2019年12月に受けたTOEICの結果です。もうすぐ有効期限の2年が経ってしまうので、TOEICスコアを持っていない人になってしまいます。

お勧めのTOEICの勉強方法 文法と本番特化型

TOEICに向けての特別な勉強方法はほとんどしていません。日常から英語の文章や音声に触れるようにしていました。

ただ、受験前に、必ず以下の2点だけTOEIC用の勉強をしていましたので紹介します。

  • 「1駅1題 新TOEIC(R) TEST 文法 特急」を解く。

参考書:1駅1題 新TOEIC(R) TEST 文法 特急

2015年くらいからTOEICを受ける度に必ず、1周解いていました。苦手なパート5(文法の短文)を練習でき、時間配分も書かれているので、スピードアップにはもってこいの練習方法です。

  • 模擬試験を解く

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8

これは皆さんされていると思いますが、意識するのはリーディングの時間配分。基本的にパート7を1問1分で解く計算で戦略を立てます。つまり、できればパート5、6を20分くらいで終わらせます。

解く順番は頭のパート5からそのまま6、7としており、特に順序を入れ替えることはしていませんでした。

理由は明白。パート5、6のほうが解くのに時間がかからず、もし時間が足りなくなっても、パート7の難しい部分(時間がかかる部分)のみが残るので、傷が浅くなるからです。

試験が始まったら、目標時間を解答用紙のパート6とパート7の上の部分にメモしていました。これで時間をちょくちょく確認し、「わからない問題は時間をかけすぎずに飛ばす」ことを実行していました。

  • 自腹で何度も受ける

GMATと違って、TOEICのいいところは人生で無限に受けていいこと(GMATというMBA受験に必要な試験は人生で8回しか受けられません)。そしてIELTSに比べて圧倒的に受験料が安いことです。

なかなか勉強のモチベーションが上がらなくても、流石に試験前には勉強しますよね?つまり、TOEICに申し込みするだけで、強制的に勉強しなければいけなくなり、試験中の2時間は、ものすごい集中力で英語に取り組めるわけです。

巷の英会話が40分 6,000円で提供されていることを考えれば安くて効率的な英語スキルへの投資ではないでしょうか?

日常で英語の時間を作ろう

私は都内に通勤していて、片道1時間以上かかっていました。つまり、これは1日2時間以上は英語の勉強が確保できるということです。

さらに昼休みには、1時間のうち30分は勉強に費やせますので、その後家に帰ってから少し勉強するだけで、平日でも3~4時間の勉強時間を確保できていたのです。

駅まで歩いているときはBBCニュースのポッドキャストや、BBCの6 minutes Englishという教材を聞いていました。特に6 minutes Englishはイギリスの文化なども理解できて楽しいのでおすすめです。

電車の中では、上述の英語の問題集を解いてもいいですし、私は、BBCやGuardianといった英語のニュースを読んだり、Amazonで買った洋書を読んでいました。

お勧めの洋書は、こちらの記事で紹介: 英語のリーディング力を上げる方法 - 多読編- (2021年11月15日)

好きなテーマのYoutubeをイギリス人が喋っている動画を観ることも英語学習の時間に含めていましたので、英語学習=机に向かう、ではなく、楽しいことも含め英語に触れている時間を英語学習として捉えて、嫌にならないようにしていました。

せっかく自ら勉強しているので、やらされ感があったら続きませんからね。イギリス人のゲーム実況を見たり、料理動画を観たり(もちろん ジェイミー・オリバー)。


TOEICのスコアをIELTSに置き換えることはできませんが、ある程度ご参考になれば幸いです。

日常での英語時間を増やすことは、TOEICだけでなく、IELTSのスコアアップにも繋がることですので、ぜひ皆さんも楽しい時間も含めての英語時間を増やしてみてくださいね。

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