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バース大学MBA 授業2日目終了 理系で良かったと思った日

2021年10月6日

火曜日(2021年10月5日)も月曜日に続き、1日ずっと授業です。

月曜日の「ストラテジー」の授業は疲弊し切ってしまいましたが今日の「Analysis(分析)」の授業は最後まで楽しく参加できました。

Excel の使い方を1からおさらい

講義のテーマは「分析」でありデータの収集方法やそれらの活用方法を勉強します。

初めは平均値・中央値・モードと言ったそれぞれの平均を表す算出方法について説明があり、中学生や高校生の時の勉強を思い出しているようでとても楽しい。

次に標準偏差などの計算が出てきましたが、これはGMATの勉強で一通り触っておいたのでそれほど苦労せずに理解でき、忘れてたところは日本語でちょこちょこっと検索すればすぐに答えが出てくるので、それほど苦労せずに授業についていけました。

懐かしき ピボットテーブル

午後の授業では、エクセルの機能でヒストグラムとかピボットテーブルのやり方を教わりました。

実は、ピボットテーブルは、前の職場で隣にいた先輩からかなり詳しく教えていただいていたので、難なく授業についていけたのですが、まだまだ知らない機能もあり使い方の幅が増えそうです。

大学・大学院時代から数字ですとか数式、データというものに数多く触れていたため、授業の中で様々な計算方法やExcelの取り扱い方、大量のデータが出てきてもひるまずに、ふむふむといった感じでついていけたところはやはり理系でよかったと感じています。

Excelを使って色々説明してくれます。今までは日本語のExcelしか使ったことがなく、英語だとどの機能のことを言っているのか全然わかりません。。。

一つの計算例を。

ある機械は、150個の部品で成り立っており、処理を実行した際、それぞれの部品がエラーを起こさないで機能する確率がそれぞれ99.5%。1回処理を行った場合、機械が正常に機能する確率は何%?

これはExcelで解くのではなく、感覚で答えるものでした。人には偏見(bias)があり、正確に物事を予測できなくなっている例です。

答えは47%。一つ一つの部品は99.5%も正常に機能するのに、150個の部品が組み合わさるとこんなにも確率が下がってしまうということでした。GMATとか関係なく、これは高校で習いますね。

P(success) = (0.995)150

講師はイタリア人

このデータ分析の講義はイタリア人の博士号を持っている女性が行ってくれます。常に笑顔で説明してくれ本当にデータ分析が好きなんだなあという印象で、とても聞きやすく、来週の授業も楽しみです。

もちろん、ものすごくイタリア訛りの英語で L の発音をLaのように発言して、ちょっと聞き取りにくい部分はありましたが、前日のストラテジーの授業よりも内容が理解しやすく1日中集中して聞くことができました。

ストラテジーの授業は眠くなることは一切ないのですが、そもそもの内容を理解するのに必死で他の事を考える余裕が全くありません

授業中の課題に困惑

前日の授業からもそうですが授業中に個人での課題やグループワークのようなものが課されます。

それぞれ条件ですとか達成すべきことが指示されるのですが、その説明内容が早く、また1回英語のスライドを読んだだけでは理解できないために、初めにその定義ですとかやり方というのを捕らえるのに相当時間かかり、1日に1回は間違った解釈をして違った答えを導き出してしまっています。

この辺りは全て英語という言語の問題であるため、ここ1ヶ月2ヶ月の間に早急に解決していかなければならないものです。

IELTS 6.5で、バース大学の MBA に留学を始めましたが、読む・聞く・書く・話すの全ての技能において英語の能力が全く足りていないと感じています


改めて理系のバックグラウンドがあってよかったなと思える日でした。クラスメイトにはインド出身者が大半を占めているので、中にはエンジニアもいて彼らは計算がものすごく早く、Excelやその他のデータ分析ツールにも精通しているようです。

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