ついに住む家が決まりました。10月4日から入居可能です。
先週の金曜日に不動産屋を回った際、運良く市場に出る前の物件を紹介・内覧させてもらえ、そのまま契約までこぎつける事ができました。
私費、学生、外国人というステータスで契約までこぎつけた方法を共有します。同じ状況の人はきっと役に立つはず！
家賃は1年分前払い
物件を探す際、ペット・喫煙者同様に、学生は嫌がられます。
また、不動産屋は今の収入を証明できるか？といった私費留学生排除の質問をしてきます。当然、私費留学なので収入はゼロ。証明なんてできません。
さらに、イギリスに居住権を有する人が保証人になれるか、ということも聞かれます。大学のウェブサイトには、留学生への救済措置として賃料の3％を払って保証人になってくれる企業を紹介しています。
私の場合、不動産屋にコンタクトを続けるうちに、12ヶ月の賃料を前払いすれば、給料の証明も保証人も不要であることが判明し、学生だから前払いにしたい、と交渉を進めました。
なんと、前払いは申込み者にとってアドバンテージになるとのことで、面倒くさそうな保証人の申し込みやそもそも不可能な収入証明が不要になりますので、一石二鳥でした。
市場に出る前の物件を確保
金曜日の午前中に不動産屋を直撃した際、その日の午後に届きそうな物件があると教えてもらいました。そこで、大家さんに学生でも貸し出し可能かを確認してくれることに。
「内覧も調整したるで。ほな午後まで市内にいてや」
と言われ、電話番号を伝えて不動産屋を後にしました。
その後、15時半過ぎまで連絡はなく、街の不動産屋も一通り回り終わったので、大学の寮に帰ろうとバス停に並んでいたその時、
「16時15分に物件の前に来れるか？無理なら月曜日の内覧やで」
と電話がありました。時間は15時50分。とりあえず「行けるっス」と回答してから物件までの道のりを調べ、速歩きでギリギリ間に合いました。
内覧後、次にやるべきことを聞きましたが、すでに金曜日の夕方なので、週末かけて考えて借りたいか返事をするようにとのこと。
そうです、不動産屋は土日はお休みなのです。残業もないので、金曜日の夕方の次の営業日は、月曜日。
Holding Depositを支払い物件をキープ
今回内覧した物件は、金曜日時点（2021年9月24日）でまだ市場に出ていませんでしたが、翌週月曜日の午後に不動産屋のウェブサイトに掲載するとのことでした。
月曜日の午前中までにHolding deposit（前金のようなもの）を支払えば、マーケットには出さないとのこと。
ですので、土曜日にはHolding depositを支払いたい旨を不動産屋にメールしておき、月曜日の午前中に支払い方法を教えてもらってすぐに支払いました。
Holding depositは賃料の1週間分。もし契約すればこのdepositは賃料として使われますので損はしません。もしこの物件を契約しなかったら返ってきません。
オンラインで必要書類を提出
Holding depositの支払いを済ませたら、Reference checkというステップで必要になる個人情報や身分証をオンラインで提出するURLが不動産屋から送られてきました。
その時に、在留カードであるBRPカードの写真の提出が求められたのですが、まだ政府から届いていないのでパスポートのVISA部分をアップロードして代用しました。詳細は以下の記事で。
ちなみに奥さんはまだ入国していませんが、政府から
「BRPカードの発行が大幅に遅れとるで。カード必要なときはこのメールを代わりに使ってや」
と連絡がありました。私の分は！？？
不動産屋がReference check
オンラインで書類提出後、不動産屋から書類のチェック完了の連絡があり、最終の契約書にサインをするように、URLが送られてきました。
サインはオンライン上で行います。私はマウスを使ってプルプル震えた時で名前を書き、奥さんはタイピングした名前を入力していました。どちらでもいいようです。
ここまで来れば、全ての手続きが終了。
入居日までに1年分の賃料と1ヶ月分のdeposit（敷金）を支払ってすべての手続きが終了です。
後は入居日当日に不動産屋まで鍵を取りに行き、そのまま契約した家に入れるとのこと。
入居日はMBAの授業初日で、9時～17時まで授業、不動産屋の営業時間は9時30分～17時。完全に被ってますので、おそらく16時くらいに授業を抜けて不動産屋に向かうと思います。ただ、物件は家具なしの契約でベッドも布団もテーブルもないのですが・・・
これでやっと生活のセットアップの大きな部分が終わりました。まだネットの契約や家具の購入、カウンシルタックス（住民税みたいなもの）の免除申請などなどたくさんありますが、そこは来週やってくる奥様にお願いししてしまおうかと・・・