MBA

バース大学MBA 3日目終了 憔悴しきる丸1日の授業

2021年9月30日

水曜日(2021年9月29日)で、オリエンテーションの3日目が終わりました。

1日目はコースの紹介と簡単なネットワークキング、2日目は大学の施設や制度の紹介でした。

初めての丸1日授業

9時45分にMBAコースがメインで使用する部屋に行き、バースMBA卒業生の講師による「Learning and Unlearning」という学びの重要性や人ごとの方法についての講義を聞きました。

12:50 - 13:30まで昼休憩、16時過ぎまで続きましたので、かなり体力を使いました。講師の英語はそれなりに聞き取れるのですが、少しでも気を抜くと何を話しているかすぐにわからなくなってしまいます。

私には全く聞き取れない喋り方をする学生が何人かいるので、録音して授業後に図書館でなんどか聞き直したのですが、それでも理解できず。。。

クラスの様子。半円状に座席が配置されておりいい環境です。電源、Wifi完備。10年以上前に私が通っていた大学とは大違い。

学生は積極的に発言。(私はできず)

イメージどおりなのですが、講師が話しているときに学生は講師に対して自由に発言しています。特定の人が多く発言していますが、全体的に多くの人が躊躇なく発言していました(私を除く)

私はまだ発言をためらってしまっているので、早くその空気に慣れて自分もその一部になれるように精進せねば!

逆に講師が集中して話しているのに、学生同士でおしゃべりして(この声が大きい)、講師が「オイ!」と叫んで黙らせていました。ここは小学生と一緒です。

学び方の好みを4つに分けよう

講義の中で、講師が持ってきた80の質問を10分以内にYes or Noで回答し、自分の特性を分析するというものがありました。

10分間で80の英語の質問を読むだけでヘトヘトになったのはここだけの話。

Yesと答えた質問の数により、「Activist(活動野郎)」「Reflector(観察野郎)」「Theorist(理詰め野郎)」「Pragmatist(現実主義野郎)」の4つの特性のスコアがそれぞれ出て、一番スコアが高かった特性がその人が強く持っている特徴になります。

この特性のように学ぶ姿勢が出るとのこと。たとえば、Activistはとにかくやってみて学ぶ、Reflectorはまず観察しながら学んでいくといった感じです。

私は、Theoristの理詰め野郎でした。2番目に高かったのはReflectorの観察野郎。理詰めして観察してるだけなんて、行動力ゼロの口だけ野郎ではないか・・・

風船で椅子を作ってプレゼン

表題だけではまったく意味がわかりませんよね?私も初めの説明では意味がわかりませんでした。

自分の特性を分析して、同じ特性の学生がチームになってグループ・ワークをします。

テーマは、20個の風船を使って、椅子を作ります。それを製品として3つの特徴を上げて、プレゼンし、最後に30秒間学生が地面から足を離して座れたら成功です。

初めは「Activist(行動野郎)」の学生3人がチャレンジしました。ほかの学生は、彼らの行動を観察します。

まさにActivistの行動をしてくれ、とにかく風船を膨らまし、その場その場で風船を組み合わせて椅子らしきものを作っていました。よく言えばtry and errorの繰り返し、悪く言えば無計画です。結果は椅子とは到底思えないものが完成・・・

次は「Reflector(観察野郎)」の学生の番。この特性は20人くらいいました。MBAの学生はreflectorの割合が多いようです。

椅子の作成は、さすがReflector。まずは役割分担、次に椅子を設計、最後にプレゼンの擦り合せ、などなどお手本のようなステップで作成していました。しっかりと前の行動野郎の行いを観察していました。

それ以外の特性の学生が椅子を作る機会はなく私は参加しませんでしたが、同じ特性の人が集まるとどうなるのかと勉強になりました。しかし、大切なのは同じ特性の人が集まるのではなく、バランスをとること。だそうです。

Refltectorの学生達が一生懸命、風船で椅子を作っています。

1日の授業を通じて今後のクラスがどのように進行していくのか大体掴めました。

発言を躊躇してしまうところを直すのが喫緊の課題ですね。

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